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ブログ

【NEWS】東京でも開催!『Because You Are Special』の出版記念パーティが東京・渋谷で開催されました

Yuki Abe

"Because You Are Special" talk show & publication party in Tokyo (Shibuya)! 40 seats were sold out quickly. Our CEO Naomi Osawa shared with the audience the secret story behind translating the book. Thank you for everyone who came and suppo…

"Because You Are Special" talk show & publication party in Tokyo (Shibuya)! 40 seats were sold out quickly. Our CEO Naomi Osawa shared with the audience the secret story behind translating the book. Thank you for everyone who came and supported the event! YOU ARE SPECIAL!!!!!  


先日、NYキャリアアカデミーのブログで紹介しました、『Because You Are Special』の出版記念パーティーが昨年10月のニューヨークに引き続き、2月3日に東京・渋谷にて開催されました。

パーティには著者の牛嶋浩美さん、英訳を担当した弊社代表をはじめとし、約40名が集まりました。

渋谷のカフェを貸し切って行われた出版記念パーティ。会場は満員。

渋谷のカフェを貸し切って行われた出版記念パーティ。会場は満員。


牛嶋さんの本の執筆にあたっての秘話、代表の翻訳ストーリーなどのお話の後に、参加者全員で瞑想とゴスペルの体験がありました。いずれも牛嶋さんご自身がレッスンを受けており、牛嶋さん専属の先生たちもイベントにお見えになりました。

普段の生活で抱える悩みや疲れから少しでも解放するために、毎日数分でも取り入れるのがオススメな瞑想。会場では観音様になったかのような気分で、周りの音を楽しむ瞑想を体験しました。

ゴスペルは初心者でも簡単にできる歌を全員で歌いました。「ゴスペルは同じ歌声だけではとても薄い音楽になってしまう。参加者のみなさんのそれぞれの個性ある歌声が折り重なって、厚みのある素敵な音楽になるのです。」と講師の先生がおっしゃっていました。

まさにゴスペルの考え方は、Because You Are Specialの「あなたはいろんな色をもってるすばらしい存在なんだということ」と、NYキャリアアカデミーの理念である十人十色とまったく同じだったのです。

また英語と日本語の両方で読まれる朗読の時間も。ゆったりと穏やかな声で語られる本の朗読は、参加者の心を癒します。普段の生活で悩みや心配事を抱える人にとって、肩の荷をちょっと下ろし、心が楽になったと感じる人も多かったに違いないでしょう。

朗読のときには、スクリーンに絵本のページが映し出されました。

朗読のときには、スクリーンに絵本のページが映し出されました。


牛嶋さんの世界観をフルで体感できた今回のイベント。言葉や音楽、瞑想で自分の心と身体が一体になることを通し、「自分は自分らしく生きることができる、そして自分も周りのみんなも全員が特別な存在なんだ」ということを再確認できる素敵な時間となりました。

ご参加、ご支援してくださった皆さま、誠にありがとうございました。

 

<アメリカでの絵本販売>
NYキャリアアカデミーにて限定数をお届けしています(1冊$20)。お気軽にお問い合わせください。

<参考記事>
ニューヨークでのイベントの様子:http://www.nycareeracademy.com/blog-all/becauseyouarespecial

<参考リンク> 
牛嶋浩美さんホームページ:http://www.tourisha.net/


(Reported by Yuki Abe)

【NEWS】12/28-1/3 Closed for the holidays! 年末年始休業のご案内

Naomi Osawa

We are closed for the holidays during 12/28/2017 to 1/3/2018.

Thank you for your support in 2017
& have a safe and happy new year!!!!!

【年末年始の休業に関するご案内】

NYCAは、下記の期間を
年末年始休業日とさせていただきます。

2017年12月28日~2018年1月3日

新年は1月4日より営業を開始いたします。

ご不便をおかけしますが
ご理解いただけますようお願い申しあげます。

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【ご案内】アメリカ留学年間サポートにお申込みされている皆さまへ
年末年始休業期間中の緊急のご連絡は
各カウンセラーまでTEL/メール/SNS等で直接ご連絡ください。


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New York Career Academy, Inc.
EMAIL   info@nycareeracademy.com
Facebook @nycareeracademy

【NEWS】代表が英訳担当! バイリンガル絵本『Because You Are Special』のご案内

Yuki Abe

Our CEO Naomi Osawa translated the book "Because You Are Special" earlier this year.  Unlike a traditional story book, "Because You Are Special" is a collection of heart-to-heart messages full of love for humanity. The cover photo is with the a…

Our CEO Naomi Osawa translated the book "Because You Are Special" earlier this year.  Unlike a traditional story book, "Because You Are Special" is a collection of heart-to-heart messages full of love for humanity. The cover photo is with the author Hiromi Ushijima, whose achievements include many works with UNICEF. The collaboration between the two became possible because the concept of the book is exactly the same as the principal philosophy of New York Career Academy, Inc.! 

このたび ユニセフ等でご活躍されている
牛嶋浩美さん著『あなたが大切だから』(初版: 2010年発行)
リニューアル出版のタイミングにて、
弊社代表の大澤直美が英訳を担当させていただきました。

リニューアル版のタイトルは・・・ Because You Are Special。

絵本は物語ではなく、ポエムのような文体です。
1ページ1ページにメッセージがあり、読むだけでまるで心と心の対話をしているかのような気分になります。

また、リニューアル版の絵本には
次世代素材が使われています!!! (紙ではありません!!!)

LIMEXという素材で
地球上の重要な資源である「木」や「水」を一切使わずに
世界中にありふれている石灰石をメインの原料
としています。
(世界初のLIMEX絵本です!)

文字通り、心にも地球にも優しい絵本、Because You Are Special。

今回は弊社代表の翻訳にまつわるバックストーリーを中心に
レポートいたします。
 

聞き手&原稿 By NYCAライター  阿部由季
語り手 By NYCA代表  大澤直美
 


本との出会いは2年前。読んだ瞬間に運命を感じる

 

写真:代表が英訳を担当するきっかけとなった1ページ(『あなたが大切だから』初版より)

写真:代表が英訳を担当するきっかけとなった1ページ(『あなたが大切だから』初版より)

著者の牛嶋浩美さんとは、2年前の2015年に初めてお会いしました。

その後、牛嶋さんがSNSにアップされた
『あなたが大切だから』(初版)の1ページを拝見したのが全ての始まりです。(上記写真)

この世界は たくさんの色が輝いているから美しい
あなたがいろいろな色をもってるから 大切にしたいんだ


まさに! 十人十色をモットーにキャリア支援を展開している
NYキャリアアカデミーの哲学そのもので

感動した私はすぐに絵本を購入しようとしました。

・・・が!  ネットでも売り切れ、中古でさえ手に入らない状況だったため
牛嶋さんに連絡したところ、なんと、
牛嶋さんのご自宅にあった最後の2冊のうち1冊を
お渡しいただけることになりました。

本を読んだとき、運命を感じました。
ひとつひとつのページに書いてある、愛に溢れる言葉のすべてが、
キャリア支援の仕事において大切にしていることそのままだったんです。
本の存在が他人事だとは思えませんでした。

その後まもなく、牛嶋さんから絵本を増刷するお話を伺いました。

増刷するのであれば、
絵本の良さが日本語圏外の人たちにもしっかり伝わったら素敵だと思いました。
『あなたが大切だから』に書いてある「愛」が、もっと多くの人に広まりますように。。(祈)

そんななか、
「直美さん、ぜひ一緒に絵本をつくりませんか?」
と思いがけないお誘いをいただきました。

数回のミーティングを経て、バイリンガル絵本のプロジェクトが始動しました。

 

牛嶋浩美の世界観を表現するための翻訳

 

Photo_TranslatingWork.jpg

翻訳の仕事をすることは初めてで
英語学習とはまったく違う楽しさと難しさがありました。

最初は本に書いてある日本語をそのまま英語にしましたが、
なんだか違う・・・ と感じて
いったん翻訳作業をストップしました。

言語としては正しい英語であっても
牛嶋さんの絵本の世界観を表現しきれていないと感じました。

そこで私は、まずは牛嶋浩美ワールドにどっぷり浸かろう!と思いました。

牛嶋さんの絵本や作品を日米各地の出張にも持参して
いたるところで牛嶋浩美ワールドを「感じる」ことに集中しました。
牛嶋さんのFacebookも毎日チェックしました(笑)

また、牛嶋さんが大好きで憧れていると教えてくれた
シェル・シルヴァスタイン(『おおきな木』などで有名ですね)の作品も
たくさん読みました。

ひとつの日本語の言葉を英語にするのにも
いろいろな単語や表現を当てはめることができます。

「感じる時間」は、どの言葉を使うと牛嶋さんの世界観を表現できるか、
ということを考えるのに必要不可欠なものでした。

翻訳を始めてから3か月後。
遂に牛嶋浩美ワールドを最大限に表す『あなたが大切だから』の英語の原稿が完成しました。

 

マンハッタンで行われた出版記念パーティ

 

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2017年10月、牛嶋さんの渡米に合わせて

ニューヨークのマンハッタンにて”Because You Are Special”の
出版記念パーティーを開催いたしました。

約40名が集まったパーティーでは
参加者どうしの交流のほか
絵本の朗読パフォーマンス(英語) が行われました。

朗読を担当してくださったのは
シンガーソングライターとして活躍中の植田あゆみさん。
数週間前にカーネギーホールにて開催された国際アカペラコンテストにて
優勝した実力の持ち主です!

植田さんの透き通るような声で読み上げられた、Because You Are Special...

会場では感動の涙を流す方も 沢山いらっしゃいました。

写真:シンガーソングライター植田あゆみさんと。

写真:シンガーソングライター植田あゆみさんと。

 

翻訳者がオススメしたい、Because You Are Special の読み方

 

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この絵本は普通の絵本と違い、初めから読む必要はありません。

なんとなくパッと開いたページから読んでみるという方法もあります。

ぜひ、1ページ1ページに書いてあるメッセージを
みなさんの心で素直に受け取ってみてください。


私自身は いち翻訳者に過ぎませんが
この世界に生まれてきたひとりひとりが大切な存在であり、
みんなが愛されているんだ!という想いで
心をこめて絵本の翻訳作業をさせていただきました


今回、お声掛けをいただきました
牛嶋浩美さん、そして桃李社の金子昌之社長に
あらためて感謝もうしあげます。

"どうか、より多くの方々に
愛が広まりますように... "


<アメリカでの "Because You Are Special " 販売について>
紀伊国屋、アマゾンでの販売予定ほか、弊社(NYキャリアアカデミー)でも限定数をお届けしております(1冊$20.00/米国内送料$3.50)。
お気軽にお問い合わせください。


<参考リンク>
牛嶋浩美さん 公式HP: www.tourisha.net
植田あゆみさん 公式HP: www.almavoice.com

<スペシャルニュース!>
来年(2018年)2月頃に
日本での Because You Are Special イベントを牛嶋浩美さんと企画中です。
詳細は決定次第 NYキャリアアカデミーのFBページ  や 代表Newsletterでも
お知らせいたします。  お楽しみに!!!
 

【NYCAインタビュー Vol.6】中村春菜さん〜人を助ける仕事に尽力し、ワーキングマザーとして精進したい〜

Yuki Abe

A career success story of Haruna Nakamura (currently Manager at New York Career Academy, Inc.). As a working mother, Haruna has been working passionately with students for their career preparation. 

A career success story of Haruna Nakamura (currently Manager at New York Career Academy, Inc.). As a working mother, Haruna has been working passionately with students for their career preparation. 

【NYCAインタビュー Vol.6】

中村春菜(なかむらはるな)さん

NYキャリアアカデミーのマネージャーとして活躍するかたわら、2017年5月にグローバルキャリアカウンセラーの資格取得、9月には第二子をご出産された中村春菜さん。これまでのキャリア、そしてワーキングマザーとして仕事と子育てを両立する秘訣をお伺いしました。

インタビュー・原稿 By NYCAライター 阿部由季


Q: これまでの経歴を簡単に教えてください。

 

佐賀県で生まれ育ち、高校卒業後に正規留学のため渡米しました。小学生の頃、父の仕事の関係で沖縄に4年間住んでいた経験から、異文化や英語に興味を持ち、留学を志しました。最初の2年間はコミュニティカレッジに通い、その後はニューヨーク州立バッファロー大学に編入学しました。専攻は会計学です。

卒業後はニューヨークシティ(NYC)にある大手監査法人のKPMGに入社しました。その後は東京で外資系企業の人事や人材会社でのグローバルキャリア支援業務に従事し、現在はNYキャリアアカデミーでマネージャーを務めています。

SUNYバッファローへ通っていた学生時代のボランティア活動の様子

SUNYバッファローへ通っていた学生時代のボランティア活動の様子

Q: ファーストキャリアを会計士に選んだ理由はなんだったのでしょうか。

 

NYCで働くことが高校時代からの夢だったんですよね。大学の専攻は、この夢が叶う可能性のもっとも高い会計学にしました。会計は専門性が高く、就職できる確率が高いですし、就職できれば就労ビザの取得もしやすいです。就職活動でもNYCで働くことを軸にしました。努力の結果、ボストンキャリアフォーラムでKPMGのNYオフィスの監査部からオファーをいただくことができました。

 

Q: 会計士からキャリア支援の道に大きくキャリアチェンジしたのには、どのような背景があったのでしょうか。

 

就職によって、NYCで働くという長年の目標をかなえてしまったわけです。そこで次はどんな目標に向かって頑張ろうかと考えたんです。監査の仕事に、こだわりがなかったんですよね。

KPMGにいた頃、クライアントのさまざまな部署の人と働くことがあり、女性の人事部長の方と知り合いました。人事の仕事は社内で一緒に働く人がクライアントなんですよね。自分の会社で働く人のことを考えて、会社全体でよくしていく、というところに興味を持ちました。

また会計の仕事は人と触れ合うことが少なく、1日中パソコンの前で作業することがメインです。私はそれよりもっと人と寄り添う形で働きたいと思い、その後の転職活動では「人事」を軸にしました。

 

Q: その後はKPMGを退職されてから、ニューヨークに戻るまではどのようなキャリアを歩まれたのですか。

 

KPMGを退職した直後は、東京の証券会社でまず監査の仕事を始めました。派遣で働きながら、同時に1年ほど転職活動をしていました。そしてオランダ系外資企業の人事部に転職しました。

ここでは給与計算をすることが主な仕事でしたので、会計のキャリアが役立ちました。ただ業務のほとんどをパソコンの前に座ってする、となりの同僚や上司とも、メールでやり取るすることが多く、、、自分が当初求めていた仕事の環境とは「何かが違う」と思っていたんです。

そんなときに人材会社で働いていた大学時代の友人から「グローバルな経験があり、英語が堪能で、人事の経験がある人を探している」というお話をいただきました。上司の方に会った際に、「ここで頑張っていきたい」と感じて転職を決意しました。そして、ASEAN地域から日本に留学している大学生のキャリア支援業務を担当することになりました。

ASEANからの留学生のキャリア支援のときに

ASEANからの留学生のキャリア支援のときに

Q: 東京からNYへ戻るきっかけとなったのは、どんな出来事だったのでしょうか。

 

NYキャリアアカデミー代表の大澤から、「アメリカでキャリア支援の仕事をしないか?」と声を掛けてもらったのがきっかけです。大好きなNYでまた仕事ができるということで、ふたたびアメリカで働くことを決めました。 自分自身も留学していた経験から就職活動の大変さを知っているので、少しでも力になれれば、と思いました。

そしてNYで今の主人と出会い、結婚することになり、その後まもなく妊娠もわかりました。もともとは日本に戻る予定でしたが、結婚を機にアメリカに残ることになったんです。永住権など移住関係の手続き、出産などを経て、2016年の夏から本格的にワーキングマザーとして働き始めました。

 

Q: 現在ではふたりのお子さんのお母さんな中村さんですが、ワーキングマザーとして働くことの大変さ、逆に楽しさや面白さはどんなところですか。

 

子供に負担をかけずに仕事をすることが大変ですね。例えば子供が病気になったとき、仕事とどのように折り合いをつけるか難しいときがあります。物事の優先順位をつけて、効率的に動かないといけません。母親はひとりしかいませんから、どんなときでも子どもが頼れる存在じゃないといけません。

働くことでさらに私生活に「メリハリ」がでて、1日1日を大切に過ごせることが、働くことの利点だと感じています。公私ともに誰かに必要とされるのはとても幸せなことだと感じます。

 

Q: ワーキングマザーとして子育てをする上で、中村さんご自身で決めたルールはありますか?またご主人と決めたことはありますか。

 

夫婦でコミュニケーションを密に取ること、スケジュール管理を徹底することはとても大事にしています。お互いに出張が多い仕事をしているので、どの日に何があるかをクリアにし、しっかりと共有します。

このふたつができていないと、子どもに負担をかけ、夫婦の中でスケジュールが合わないといった問題が起こるんです。以前、同じ日程で出張が入っていたなんてこともありました。となると、どちらかが仕事を調整して家のことをしないといけなくなるので、お互いの仕事にも影響が出てくるのです。

家族や友人の助けを借り、コミュニケーションをしっかり取ることでスケジュール管理を徹底させることは、ワーキングマザーとしてとても重要なことだと思っています。

 

Q: NYキャリアアカデミーというキャリア支援の会社で働くことの醍醐味は? 

 

自分らしく働くことができることです。裁量で任せていただける部分も多く、とても楽しいです! また一緒に働く仲間の多くが私と同じワーキングマザーであることも心強いです。刺激をもらえて、大変さも分かち合え、お互いのことをよく理解しあえる環境があるのは、ありがたいものです。

上司が男性だと、子どもがいることで大変なことをなかなか理解してもらえないとよく聞きます。たくさん説明をしなくても、すぐに大変な状況をわかってもらえるのは、ワーキングマザーにとってとても働きやすい環境だと思いますね。

 

Q: 日本では東京、アメリカではニューヨークでの就労経験をお持ちですが、 働く環境という意味で、それぞれの良いところはどんなところでしょうか? 逆に改善されたら良いと思うことはありますか。

 

日本は社員同士のフォローが徹底している点がいいところだと思います。当たり前のことかもしれませんが、他の社員の机でなっている電話を取ることがあります。アメリカではありえません。日本では、当事者がいない間の仕事を助けてあげようとする文化があると思います。フォロー体制があるから、新卒が育ちやすい土壌になっているのではないでしょうか。

ただ、日本ではコミュニケーションが複雑で多様なので、業務や責任の所在が明確ではなかったり、メールのやりとりの中でも行間を読む、みたいなこともあり、効率的に業務をすることが大変なことがあります。何が重要で、相手に何を伝えたいのかがわかりにくくなってしまうんですよね。そしてミスコミュニケーションや長時間労働につながるのだと思います。

一方でアメリカの仕事文化の良い点は、無駄を徹底的に省くことでしょう。メールひとつにしろ、ポイントだけを的確に伝えます。いい意味でJob Descriptionに書かれてていることしかしないので、無駄もありません。しかしポジションに見合ったパフォーマンスを発揮できなければ、いつ解雇されるかわからないシビアな世界でもあります。

また、アメリカでは育てるという感覚はあまりありません。新卒から即戦力として働ける人材を採用するので、大学在籍中に多くの経験やスキルを得る必要があるのでプレッシャーも大きいです。日本のように親身に相談にのってくれる上司はそうそういません。

 

学生時代のビジネスミーティングにて

学生時代のビジネスミーティングにて

Q: 学生時代の自分にアドバイスするとしたら、 どんなアドバイスをしますか。

 

たくさんの活動に取り組み、自分が住む地域の人とコミュニケーションを楽しんでほしいです。いろいろな人種、年齢の人と知り合って、自分の人生観を広げてみたら、今後の人生も変わってくると思います。

私自身も、大学時代は自分の生活に精一杯でしたが、大学という狭い世界でしか留学生活を送れていなかったと思います。なので知らないことも多かったなと、今になって思うことがあります。

 

Q: 中村さんにとってのキャリアゴールとは何でしょうか。どのようにしてキャリアを積んでいきたいと思いますか。

 

正直、これからもまだまだキャリアを積む必要があるので、ゴールは見えていません。ただ、生涯現役という言葉に憧れます。いくつになっても、やりたい仕事をし、生きがいとしてのキャリアを積んでいきたいと思います。

今は、学生へのキャリア支援の経験をもっと積んでいきたいと思っています。誰かのために働くこと、必要とされることは、とても幸せなことだと思います。使命感を持って働くことこそが自分が輝けると思うからです。そして楽しく仕事をすることがとても大事だと考えています。

グローバルキャリアカウンセラーの資格を取得したときに、NYCA代表の大澤と一緒に

グローバルキャリアカウンセラーの資格を取得したときに、NYCA代表の大澤と一緒に

Q: 大学生、若手社会人へのメッセージ 

 

今ある時間を有効に使ってください。インターネットの情報に埋もれずに、自分の目で見て、肌でかんじて、自分なりのキャリや生き方を模索してほしいです。一日一日を大事に過ごしてください。

【NEWS】「トビタテ! 留学JAPAN」高校生NYプログラムを支援させていただきました!

Naomi Osawa

NYCA has consulted and offered a NYC program to a high school student from Japan this summer, as a part of "Tobitate Japan Scholarship Program" offered by the Japanese government. 

NYCA has consulted and offered a NYC program to a high school student from Japan this summer, as a part of "Tobitate Japan Scholarship Program" offered by the Japanese government. 


この夏、NYキャリアアカデミーでは
日米合わせて300名以上の方にキャリア支援を提供させていただきましたが、
そのうちの1つが
「トビタテ!留学JAPAN」高校生プログラムでした!

※未成年であること&ご本人のご希望から
  お顔と本名を出さずに掲載させていただいております

支援をさせていただいた R.M.さんへは現在高校3年生ですが、
R.M.さんが高校2年生のときに
『ニューヨーク留学』と『トビタテ! 留学JAPAN 応募』について
カウンセリングを受けられたことが
NY現地での支援のきかっけとなりました。

カウンセリング後、数ヶ月経って
「トビタテに合格しました!」と
合格通知が届いた当日にNYCAへご連絡くださったことに
スタッフ一同感動したことを覚えています。

「将来は国際機関で働きたい」というR.M.さんの希望に沿って
プログラム内容のアドバイジングをしたり、
ニューヨーク留学に関する情報提供をしたり、
現地でのアポイント取り等をお手伝いさせていただきました。

実際にニューヨークで数週間過ごしてみて、
R.M.さんの国際機関で働くという夢は
さらに膨らんだとのこと。

R.M.さんは、ご両親や高校の先生に勧められてではなく
ご自身でリサーチをしてNYCAへコンタクトしてくださったこともあり、
今回支援をさせていただくことが出来て
とても嬉しく思っております。

これからも、プロジェクトの大小に関わらず
文字どおり日本から世界へトビタツ 方々への支援を
提供していくことが出来ればと思います!

R.M.さんのNYプログラムにお力添えくださった
NYCA社会人チームの皆様、
ありがとうございました!!!
 

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【NEWS】平成29年度ぐんまグローバル展開講演会で講演をしました!

Yuki Abe

Our CEO Naomi Osawa was invited by International Strategic Department of Gunma Prefectural Government, to talk about A to Z of studying abroad to the U.S. and global career development. The seminar attracted 110 people, including students, teachers, educational institutions, as well as main stream media in Gunma prefecture.


7月29日(土)に開催された
平成29年度ぐんまグローバル展開講演会(群馬県主催)にて
弊社代表が講演をさせていただきました。

テーマは、アメリカ留学&留学後のキャリア。

「留学や国際的な生き方をススメルのではなく
理解を深めて今後の進路や生き方の参考にして欲しい」
とスタートした講演会では

代表自身の留学経験や
これまで1万人以上のキャリア支援を行なってきた実績をもとに

アメリカ留学の実態、留学手続き方法、自分にあった大学の探し方、
正規留学と交換留学の違い、留学後のキャリア形成に至るまで
データも交えて2時間たっぷりお話をさせていただきました。

講演後の質疑応答タイムでは、
「大澤さんが考えるグローバル人材とは?」(大学職員より)
「留学中の大都市での安全対策はどうしたら良いか?」(保護者より)
など

時間ギリギリまで
参加者からの質問にお答えさせていただきました。

また、講演終了後には多くの皆様から
ご感想やお問合わせをいただきました。

ありがとうございました。

講演会の様子について、
上毛新聞に2回にわたって報道されましたので、
関連記事も以下にアップさせていただきます。

(↑  8月5日朝刊;一面コラム)

(↑  8月5日朝刊;一面コラム)

(↑  7月31日朝刊; 報道記事)

(↑  7月31日朝刊; 報道記事)

代表は、ニューヨークを拠点としながらも
ふるさと群馬県の活性化や人材育成に熱い想いを持っており、

今回の講演を通じて 
皆様に情報を提供し、エールを送れたことを
心から嬉しく思っております。

参加者の皆様、関係者の皆様、
ありがとうございました! 

(Report by Yuki Abe)

【NYCAインタビュー Vol.5】杉山孝尚さん〜ニューヨーク大手監査法人の会計士から落花生農家へ〜

Yuki Abe

NYCAインタビュー Vol.5

杉山孝尚(すぎやまたかひさ)さん

ダンサー、ニューヨーク留学、大手監査法人・KPMGへの就職を経て、現在は静岡県でピーナッツ農家として活躍する杉山さん。ニューヨークの会計士だった杉山さんはどんなことをきっかけに、落花生を育て、ピーナッツバターを作る道へ進まれたのでしょうか。

インタビュー・原稿 By NYCAライター 阿部由季


Q: これまでの経歴を簡単に教えてください。

 

ダンサーを目指し、2001年に渡米しました。レコード会社でのアルバイトを経て、名門ビジネススクールの1つであるニューヨーク市立大学バルーク校に入学。専攻は会計学でした。大学3年時から大手監査法人KPMGのニューヨークオフィスでのインターンを始め、大学卒業後に同社へ入社しました。2012年に日本へ帰国し、ピーナッツの栽培・加工・販売までを手がける「杉山ナッツ」を始めました。

 

Q: 様々な経歴をお持ちですが、ダンサーから会計を勉強しようと思ったきっかけは何だったのですか?

 

生計のためにブルックリンのレコード店でアルバイトを始めたことが大きなきっかけです。渡米したての頃は、ダンスのレッスンと語学スクールに行くという生活でした。 当時はニューヨークで経験を積み、世界中でパフォーマンスをする夢がありました。

クイーンズのジャマイカというところにレコード店の本社があり、そちらでのアルバイトの誘いを受けました。ジャマイカのカリブ音楽の大きなレーベルがあり、CDを出したり、アーティストがいたりするようなところでした。

本社では数字を扱う仕事が多かったです。どこのラジオでどのくらいの曲を流して、それに関してどのくらいのお金が入ってくるのかなどを計算していました。 数字については、高校まで出ているのである程度はできるんですよ。 周りのスタッフから仕事を褒められるようになり、大学に行くことを勧められました。

アルバイトを通じて、世の中のお金の流れに興味を持ちました。数字を扱うなら、会計学を勉強するべきだと思ったんです。そしてニューヨーク市立大学バルーク校に入学しました。

 

Q:ダンサーから大学に行くという方向転換をする背景には、どんな心の変化がありましたか?

 

オフブロードウェイのミュージカルやコマーシャルでダンスの仕事をしながらも、ダンスをやっていくことに対して疑問を持っていましたね。ニューヨークには競争相手が多いのです。自分が勝ち残れる自信がなく、モヤモヤとした感情を抱いていました。

そんな時に大学進学を勧められたことが転機となりました。大学に行ってもダンスはできるので、挑戦してみようかなと思いました。

 

Q: ニューヨークでの大学生活はどんなものでしたか。

 

フルタイムで大学に行くかたわら、2年時までレコード会社でアルバイト、3年時からはKPMGの税務ポジションでのインターン、そしてニューヨーク日本人学生会(NYJSA)の会長をしていました。寝る時間もないくらい、忙しい日々を送っていましたが、大学での会計の勉強はとても楽しかったです。

その後、幸運なことに僕は就労ビザの抽選に当たりました。大学卒業後、KPMGでインターンからフルタイムの社員になりました。 仕事の内容は大きくは変わりませんでしたが、より難しい税務の仕事に関わるようになったんです。

 

Q: 他の監査法人への就職や、日本に帰ることは選択肢にありましたか?

 

就職先を選ぶ時に、他の監査法人へ行くことも考えていました。社会全体のお金の流れと法律と照らし合わせて、数字を導き出す税務の仕事の面白さ。そして会社の柔軟な勤務形態が、僕をKPMGで引き続き頑張ろうと思わせてくれたのかもしれません。

柔軟な勤務形態を取り入れている会社でした。 自分が任された仕事を期限と予算内に終わらせる必要はありますが、勤務時間は自由。やる気さえあれば、なんでもチャレンジさせてくれる社風も僕に合っていました。

日本に帰ることは考えておらず、ニューヨークで経験を積みたいと思っていたんです。リーマンショックでたくさんの会社が破産したり、企業買収に遭ったりしていました。ある意味、一番面白い時に入社できたと思うんです。このような歴史的な現状を近くで見ながら働ける経験は貴重でしたね。

その後の仕事は順調で、昇進も何度かありました。そして日本に帰るタイミングの時にマネージャーにならないかというお話もいただいていました。

 

Q: 会計士からピーナッツに出会うまでの過程で、どのような心境の変化がありましたか?

 

順調に昇進し、仕事はうまくいっていましたが、「ずっとこのままでいいのかな」と自分の将来をうまく描けないことがよくありました。 

ニューヨークにいた時の僕は、KPMGで働いていることが自分の価値でした。そこに違和感を感じていたんですよね。どこに行ってもすごいねと言われましたが、KPMGがすごいだけの話です。

それに加え、目の前にある仕事を懸命にこなすだけで人生が終わってしまうことに恐怖を感じていましたね。そして会計の仕事はいずれコンピューターが担い、人間の仕事ではなくなることで、自分の存在価値も将来的には薄くなるのだろうという不安がありました。

 

Q: そんなときにピーナッツに出会ったんでしょうか?

 

そうです。ウォールストリートジャーナル(WSJ)にてピーナッツに関する記事を見つけました。タイトルは”What Is Your Favorite Peanut Butter?” みたいな感じだったと思います。

1904年のセントルイス万国博覧会にて、静岡県の遠州落花生が金賞を受賞したことが書いてあったんです。僕の地元一帯、浜名湖の周辺を遠州と言うのです。自分の地元で落花生が作られていた事実とそれが世界で一番になったことに対し、驚きと衝撃がありました。アメリカに住んで12年。自分の地元の名前をアメリカで見ることはなかったものですから、故郷を愛する気持ちが湧き上がってきました。

遠州落花生でピーナッツバターを作ったらどんな味になるんだろうという疑問と好奇心が湧き上がってきました。また会計士として製造業の方々と仕事をする過程で日本のものづくりの凄さを感じていました。日本のものづくりで、ピーナッツバターというアメリカで生まれたものを作りたいと強く思いました。

これがピーナッツを作ろうと思った最初のきっかけです。KPMGにフルタイムで入社してから5年目の時でした。

 

Q: その決断にあたり、弊社代表の大澤(前職時代)に 相談されたと思いますが、そのときのことで印象に残っていることはありますか?

 

落花生ビジネスを始めることでとても悩んでいた時に、NYJSAの活動を通じてお世話になっていた大澤さんに相談しました。反対はされなかったですね。「今の会社が嫌なら、他のBIG 4に行く道もあると思うし、でもどうしても今(ピーナッツビジネスを)やりたいのであれば、応援するよ!」と背中を押していただけました。

 

Q: 遠州落花生に関する記事を読んだ後、どのように行動していきましたか。

 

仕事を休み、日本へ一時帰国しました。遠州落花生を栽培している人を探しに行きましたが、どこにもいませんでした。 当初は落花生を作っている人がいれば、僕が豆を買い取りして加工しようと考えていました。しかし作っている人がいません。自分で落花生を作るしかないなと思いました。

 

Q: 当時、遠州落花生を作っている農家の人がいない中でどのようにして豆を手に入れたのですか?

 

1904年ごろ「遠州落花生協同組合」というものがあり、その組合の当時のメンバーの名前や住所が書いてある文献を見つけました。その文献に書かれている家に全て足を運び、当時の組合長の末裔の方が紹介してくれた家がありました。

そのお宅の空き地は、100年前に落花生を栽培していた土地でした。当時土の中に落ちた種が花を咲かせては落ちることを毎年繰り返しており、遠州落花生が埋まっていました。僕が探し求めていた遠州落花生があったんです。 土地の所有者の方に許可をいただき、僕はお茶缶1缶分(約200g)の豆を拾ってきました。

 

Q: 諦めずに探し求めた末に見つけることができたんですね。その後はどのようにして現在のようにピーナッツバターを販売できるまでになったのでしょうか。

 

昔の文献を参考にしながら、昔とすべて同じやり方で落花生を増やすことに尽力しました。浜名湖でボートに乗り、海藻と牡蠣の殻を取ってきます。お米を作っている農家さんから米ぬかをもらいます。これらが落花生の肥料になります。

僕が最もこだわったのは、遠州落花生の味です。100年前に世界で一番になった時の味を知りたかったんです。現代の化学肥料を使うやり方で遠州落花生を育てたら、100年前の味と違います。それを知るために、当時の方法にこだわったんです。

そんな努力の末にできた1年目の落花生。 豆がとても小さく、 味はものすごく濃くて甘いのです。小さい身の中に味が凝縮されています。ピーナッツバターにするのがもったいないくらい美味しいんです。その時に「これだ!」と確信しましたね。当時の栽培方法を再現しながら、現代の便利な機械を使って効率的に作ることにしました。

現在は落花生の栽培から加工と販売まで1人で行っています。1人でやることへのこだわりは、「情熱」です。1人で作ることにより、お客さんに「これは僕が作ったものなんです」と自信持って言えるんですよね。

 

Q: 今後は「杉山ナッツ」をどのようにしていきたいですか?

 

「今まで食べたピーナッツバターとは全然違う」と言ってくれて、何度も杉山ナッツのピーナッツバターをリピートしてくれるお客さんがいます。 そんな風に思ってくれるお客さんを少しずつ増やしていきたいなと思っています。

海外にもアピールしていきたいです。11月にニューヨークで展示会があります。日本のいいものを集めたギャラリーに出展することが決まりました。ここでは売ることは目的ではありません。日本のピーナッツバターにはこんなものもあるんですよと味を知ってもらいたいんです。

最終的な目標はWSJに載ること。100年前に認められた落花生として歴史の一部に載るのではなく、遠州落花生でピーナッツバターを作る 「杉山ナッツ」と大きく掲載されたいですね。

 

Q: 現在は社会人をしている元留学生に、何かメッセージはありますか?

 

何か道の方向転換をするとき、何か新しいことを始めるときって怖いですよね。リスクばかり考えてしまいます。でも必ずその先に待っていることは楽しいことなんです。

僕も日本に帰ってきて落花生が見つからなかったとき、「やっぱりダメだったんだな」と思ったことも何度もありました。もう一度就職先を探し、日本で働こうかなと思っていましたが、諦め切れませんでした。落花生を探し続け、豆を見つけ、こうやって今ピーナッツバターを売ることができていることを考えると、頑張り続けてきてよかったと思います。 

成功するかしないかは自分次第です。新しい扉を開けば、楽しいことがあります。だからどんどん自分がやりたいことにチャレンジしてほしいなと思います。

【一般公開イベント】7月29日(土)群馬県主催イベントで代表が講演します!

Naomi Osawa

平成29年度ぐんまグローバル展開講演会

〜国際キャリアのエキスパートが語る〜
アメリカ留学&留学後のキャリア


弊社代表の大澤直美が
群馬県主催の以下イベントにて
アメリカ留学・留学後のキャリアについて
講演いたします。(無料・要事前予約

留学や国際的な生き方を「ススメル」のではなく
理解を深めて今後の進路や生き方の参考にしていただきたい
という視点からお話させていただく予定です。

学生、教育関係者のみなさまはもちろんのこと
留学や国際キャリアに関しての見識を深めたい方など
ぜひご参加ください。

※数少ない日本での一般公開イベントです


日時:
平成29年7月29日(土)13時30分開場(講演:14時〜16時)

会場:
群馬会館ホール(群馬県前橋市大手町2−1−1)

※群馬県庁の駐車場をご利用いただけます
(当日の受付で駐車券をご提示ください)

講演内容(予定):
・ 留学の種類、メリット、留学ライフの実態
・ 講師自身の留学ストーリー
・ オススメ英語学習法
・ 留学中の就職活動
・ 留学後のキャリア形成
・ 日本企業が求める「グローバル人材」
・ 質疑応答タイム             など

対象:
アメリカ留学に関しての知識を深めたい方
(学生、保護者、進路指導担当者、教育従事者、一般の方など)

定員:
250名(先着順)

申込方法:
電話、FAX、またはEメールにて
群馬県国際戦略課までお申し込みください

TEL 027-226-3394
FAX 027-223-4371
EMAIL  senryakuka@pref.gunma.lg.jp

※お問い合せも上記までお願いいたします

 

【NYCAインタビュー Vol.4】太田慧士朗さん ~自分の「好き」にこだわる就活は、人生を豊かにしてくれる~

Yuki Abe

NYCAインタビュー Vol.4 太田慧士朗(おおたけいしろう)さん

NYCAインタビュー Vol.4

太田慧士朗(おおたけいしろう)さん

自分の好きなことを突き詰めた就職活動経て、希望するスポーツメディア業界に就職した太田さん。なぜ「自分の好き」にこだわることが大事なのでしょうか。

インタビュー・原稿 By NYCAライター 阿部由季


Q: これまでの経歴を簡単に教えてください。

 

2012年の3月に東京の高校を卒業してから1か月後にボストンに来ました。アメリカの大学は9月入学なので、渡米してからの最初の4か月間は語学学校に通いました。9月からボストン郊外のコミュニティカレッジへ入学。3年生からマサチューセッツ州立大学ボストン校(University of Massachusetts Boston)に編入学しました。

2016年の12月にコミュニケーション学専攻で卒業し、本帰国しました。2017年の5月にスポーツメディア系の会社に入社しました。

 

Q: 就職活動を始めたのは、いつ頃でしたか?

 

2016年の春頃だったと思います。ボストンキャリアフォーラムも毎年行っていました。でも、面接を受けたのは2016年の秋のフォーラムが初めてでした。

僕の大学の日本人学生会が日本から企業を呼ぶことが多かったので、大企業だと商社、メーカー、人材系企業などを受けました。

それでも第一志望はスポーツメディア系でした。自分が好きなことをできたら幸せだなと思っていて。大好きなスポーツをメディアで発信していくってことは、自分の中の就職活動における大きな軸でした。

 

Q: なぜスポーツメディア業界への就職にこだわったのでしょうか?

 

小さい時からスポーツをやっていました。水泳、野球、卓球、サッカー、フットサル。テレビっ子だったので、テレビで試合を見るのも大好きでした。

アメリカでもコミュニティカレッジで体育会系のサッカー部に入っていました。アメリカ3部リーグで、選手として2年間プレーをしていました。編入後はボストンの日本人のアマチュアサッカーチームに入りました。そこではアメリカやフランスなど他の国のアマチュアチームとよく試合をしていました。

スポーツは言葉がわからなくても、ルールがわかれば見ているだけで楽しめますよね。スポーツは言語や文化の壁を越えて世界を一つにできるツールだと信じています。大好きな日本のスポーツを国内外問わず発信していきたいなと思っていました。

スポーツは海外ビジネスとして可能性が大きいと思っていて、そんな英語力も使える業界で、日本を軸に海外にも行ける機会があるような仕事がしたかったんです。

この春に入社したスポーツメディア系の会社では、外国人の選手が多いため英語を使う環境があります。外国人選手らと共にその国の大使館に表敬訪問したり、普通は経験できないようなことが日々たくさんあり、自分の好きな業界にこだわって就活してよかったなと思います。

大学の日本人学生会の立ち上げに携わり、初めてのイベントで100人以上の参加者を集めた

大学の日本人学生会の立ち上げに携わり、初めてのイベントで100人以上の参加者を集めた

 

Q: 現在勤めている会社はボストンキャリアフォーラム(BCF)に出展していないですよね? BCFではどのように就活していましたか?

 

はい、来ていません。BCFには自分が志望する企業はほとんど来ていませんでした。唯一行きたいと思ったメディア系やスポーツ系の会社は受けていました。

いろんな会社の面接をボストンでも受けましたが、結局自分が志望していない業界って話していくうちにボロが出てしまうんですよね。面接官の人も「この人は志望していないんだな」っていうのがわかっているのでしょう。

一方で自分が行きたいと思っている業界では、自分らしさをよく出すことができましたし、好感触もありました。やっぱり自分に合っている業界なんだなと思っていました。

BCFにて外資系のスポーツメディア系の会社から高評価を頂くことができました。日本に帰ったら最終面接の予定だったんです。しかし日本に帰国後、最終的に話がまとまらずにご縁がなくなってしまいました。

 

Q: 今の会社とはどのように出会ったんですか?

 

大学を卒業し、日本に帰ってきてからでした。日本本帰国後に2社受けました。1つは社会人経験3年以上の人が対象の企業です。ここは仲の良い知り合いが紹介してくださって、面接のチャンスをもらいました。しかしやはり社会人経験がないところで引っかかってしまいましたね。

もう1つが今勤めている会社です。Twitterで求人募集を見て、既卒も募集対象となっていたことから受けたんです。それからトントン拍子で面接が進み、内定を頂くことに至りました。

 

Q: 既卒で進路が決まっていない時には焦りはありましたか?

 

多少焦りはありましたけど、人生なるようになると思っていました。

日本の就活時期と合わなくて、去年(2016年)の夏休みに日本に帰ってきてからも就活をしていましたが、書類すら送ることもできない企業が多かったです。在学中に就職先が決まらなかったら、卒業後に1年ほど就活だけの時間を作ろうかなとも思っていました。

 

Q: 就活で辛かったこと、大変だったことは何でしたか?

 

コネクションの作りづらさ、本当に自分が志望する業界にちゃんと準備して受けられないなどのデメリットはよく感じていました。情報を集めるのも、OB訪問するの大変でした。

日本にいる学生って早め早めに就活に向けて動き出すじゃないですか。ES(エントリーシート)書き始めたり、大学のコネクションでOB訪問をしたりしますよね。アメリカにいるとなかなかそのようには動けません。

また4年生でもびっしり授業が詰まっており、課題もたくさんあります。忙しい大学のスケジュールの中で、就活の準備を同時進行で進めるのは大変でしたね。

 

コミュニティカレッジでのサッカー部のメンバーたちと

コミュニティカレッジでのサッカー部のメンバーたちと

Q: 就活では具体的にどんな準備をしていましたか?

 

大手企業は何万枚ものESや履歴書を見ていると思うんです。自分にしか書けなくて、目に止まるようなエントリーシートを書くことに力を入れました。特に書き方や言葉の選び方、表現の仕方にこだわりました。何十社と書類を送った中で、書類選考の通過率はほぼ100%でした。

例えば僕はイタリア語を日常会話レベルなら話すことができます。ボストンにきたばかりの頃に出会ったイタリア人の友達の影響です。この時はイタリア語を勉強しすぎて、英語よりもイタリア語の方が上手いのではないかと言われたくらいでした。イタリアの文化が好きになって、大学でもイタリア語のクラスを受講したほどです。

留学生は英語を話せるのは当たり前でも他の言語も話せる学生はそこまで多くないので、書いてあれば人事の方の目を引きます。そして面接でもその話題になると思いました。

 

Q: なるほど。表現の仕方には他にはどのようなことを気にかけましたか?

 

面接官にいかにこの人と会って話がしてみたいと思わせられるかがポイントなので、他の人が絶対に書かないようなことを書きました。例えば、長所の欄で「コミュニケーション力がある」と書く人は多いです。でも人事の方って見飽きているんですよね。

コミュニケーション力の高さをアピールさせたいけど、一番どのキーワードが目を引きやすいかなと考えたんです。僕は人と話すことが大好きで、初対面の人との会話も得意な方だと思います。ボストン留学中は学んだ心理学を応用させたコミュニケーション手法について履歴書に書きました。

これをアピールすることで、きちんと考えて行動しているんだなと思ってもらえます。実際に履歴書に書いたキーワードはここでは言えないようなキーワードなので、気になる方は個別で聞いてください(笑)

例えば、コミュニケーション手法の例としてミラーリングという心理学の考え方があります。相手が足を組んだら、自分も足を組んでみる。どこかのレストランに行って、相手がカルボナーラを頼んだら、同じカルボナーラを注文してみる。これは相手に親近感を与える効果があるそうです。この人同じものが好きなんだと思いますよね。

初対面の人とでも気軽に話せるようになることで、どこでもいろんな人と会話を楽しむことができるようになります。出会える人の幅も大きく広がります。普通に生きていたら、自分が働いている業界とか、同じ学校の人としか出会えないと思います。知り合いの母数があればあるほど、いろいろな可能性が広がるということです。これゆえに人との出会いはとても大切にしています。

 

大学のパンフレットに掲載された時に、両親がボストンへ遊びに来てくれました。

大学のパンフレットに掲載された時に、両親がボストンへ遊びに来てくれました。

Q: NYキャリアアカデミーからOB訪問の支援を受けられたと思いますが、その感想を教えていただけますか?

 

ニューヨークにある日本のテレビ局に勤めていた方とお話をさせていただきました。ただ自分で情報収集をしているだけでは聞けないような、就活や仕事のリアルな業界のお話が聞けてよかったです。

 

Q: これから就職活動する学生への応援メッセージやアドバイスをお願いします。

 

自分が好きなことを仕事にすることはとても幸せなことだし、生き生き働くことができます。ハードなことがあっても、自分の好きなことなら乗り超えられるでしょう。

だから自分が好きなことにはこだわってほしいです。留学しているということは、誇るべきことだし、武器だと思います。その武器を生かさない手はないです。自信を持って、妥協せずに追いかけてほしいです。
 

【祝】Big Congrats!!! 弊社カウンセラーの中村がGCDF資格を取得しました!

Naomi Osawa

Our Manager Haruna Nakamura is now certified as Global Career Development Facilitator (GCDF). She has worked very hard for this achievement (yes, she is a working mother!). Congrats Haruna!!! We are so proud of you, and thank you for being an awesom…

Our Manager Haruna Nakamura is now certified as Global Career Development Facilitator (GCDF). She has worked very hard for this achievement (yes, she is a working mother!). Congrats Haruna!!! We are so proud of you, and thank you for being an awesome member at NYCA!!!


弊社マネージャーの中村春菜さんが
長年の目標にしていた
グローバルキャリアカウンセラー(Global Career Development Facilitator)の資格を
取得いたしました!

ここ数年、ご結婚、ご出産、ワーキングマザーとしての仕事復帰など
忙しい日々を送ってきたなかでも
目標に向かって励みつづけた中村さんの資格取得。

NYCA一同、こころから誇りに思います。

(サプライズでお祝いディナーを開催いたしました♪)

本当におめでとうございます!!!

公私ともに、さらなるご活躍を期待しています!!!!!

【NYCAインタビュー Vol.3】撿﨑茜さん ~自分に合うものを見つけること。それが就活大成功の秘訣!~

Naomi Osawa

NYCAインタビュー Vol.3撿﨑茜(けんざきあかね)さん

NYCAインタビュー Vol.3
撿﨑茜(けんざきあかね)さん

撿﨑さんが、満足度の高い就職を実現(=就活大成功!)できた背景にあったのは・・・・・?
これから就活をスタートするみなさん、就活中のみなさん、ぜひ最後までお読みください!

インタビュー・原稿 By NYCAライター 阿部由季


Q: 撿﨑さんのニューヨーク留学と就職活動について、簡単に教えてください。


高校卒業後にNIC International College in Japanに入学し、1年間留学に向けて英語の勉強をしていました。2012年の春に渡米。最初はカリフォルニア州のディアブロバレーカレッジのサマースクールに行っていました。

2012年の秋にニューヨークシティ郊外のロックランドコミュニティカレッジへ入学。一般教養と編入に向けた授業を受けていました。また体育会系の女子バスケットボール部に所属していました。2014年の秋にニューヨーク州立ビンガムトン大学に編入学し、2016年5月に心理学専攻で卒業しました。

大学卒業の直後に日本に帰国し、数ヶ月の就職活動を経て、2016年の10月に都内のソフトウェア関連会社に入社しました。
 

Q: 撿﨑さんが就職活動を始められたのはいつ頃でしたか?


本格的に始めたのは、2016年の1月頃です。冬休みが終わり、日本国内の就活が解禁となる3月に乗り遅れないようにするために大学生最後の学期になって焦りだしました。

当時は焦りもありましたが、焦ってもしょうがないので、帰国してすぐに活動できるよう準備しておこうという気持ちでしたね。

大学に来てくれる就活エージェントを通して、おすすめ企業の会社説明やインターンの紹介をしてもらったり、またWeb説明会にも積極的に探して参加したりするようにしていました。

2015年の11月に開催されたボストンキャリアフォーラムにも参加し、面接を何社か受け、説明会にも行きました。しかし本腰を入れたものではありませんでした。


Q: 今の会社にはどのようにして出会ったのでしょうか?


大学で開催された、日本人留学生向けの就活セミナーにて紹介してもらいました。IT業界には当時興味がなく、最初は「行ってみるだけ行ってみるか」という気持ちで説明会に参加しました。

大学での説明会で以下のようなポイントに興味を持ちました。メーカーでありつつ、海外から良いものを日本に持ってくる商社のようなこともやっていること、性別・学歴・国籍に関わらず平等に評価されること、結果だけでなく過程も重視する、日系と外資系の良いとこ取りのような評価制度があることです。

これが今の会社との最初の出会いでした。
 

Q: 様々な会社を受ける中で、今の会社への入社の決め手はどのようなものだったのでしょうか?


制度面の充実が大きな決め手になったと思います。職種にはこだわりがなかったため、働く環境と一緒に働く人に重点を置きたいと思っていました。

現在の会社は女性で管理職に就いている方が4割もいらっしゃいます。性別や国籍関係なく、実力をきちんと評価してくれる環境が大きな魅力に感じました。面接をしてくださった執行役員の方も、最初は派遣社員として入社されたと聞いて驚きました。他にもこのように実力で上に上がっていくことを体現している方が多いです。

また実際に社員の方と話す機会を設けていただけたことも入社の決め手の1つです。働くことをイメージするために、私は人事の方だけではなく、社員の方と話すことにこだわっていました。実際に働くとなると、人事の方と仕事をする機会はそんなに多くないと思うんです。

内定をいただく前に、社内イベントに呼んでもらいました。その際に多くの社員の方と話すことができたことが自分の中で「ここに行こう」と思えたんだと思います。


Q: 就職活動での準備は具体的にどのようなことをされていましたか?


エントリーシートを書くことには特に力を入れました。

エントリーシートは先輩からサンプルをもらって参考にしては、何度も書いていました。書けば書くほど、書くスピードも文章の精度も上がります。とにかく書く量を増やすことにフォーカスしていました。たくさん書くうちに、自分が何を伝えたいのかもわかってくるので、情報整理にも使えましたね。
 

Q: 就職活動で大変だなと思ったことはありましたか?


自己分析が大変でした。これまでは自分の長所や短所を考えたこともなかったです。大学でも勉強と部活動しかやっていなかったので、何をアピールしたらいいんだろうと思っていました。

そのためよく友達に自分のことについて聞くようにしていました。自分では普通のことだと思っている自分のことでも、周りからはすごいと思ってもらっていることって実は意外と多いものなんです。自分が思うことと、周りから見てどう思うかは違うんだなと認識するいいきっかけになりました。人となるべく多く話した方がいいですね。

またボストンのキャリアフォーラム前は、試験前でもあったので、就活準備と試験勉強でとても大変でした。睡眠時間も毎日2〜3時間しか確保できなかったですね。しかし周りの友達がDean’s List(成績優秀者リスト)に名前が載る人が多く、みんなが就活も勉強も頑張っている姿を見るとモチベーションが上がって感化されました。友達がいたからこそ頑張れたのかもしれません。


Q: バスケットボール部に所属していた経験は就職活動や現在の社会人生活でどのように生かされていると思いますか?


会社で評価される軸が、実力主義だと言われても怖気付かなくなったことは大きな変化だと思います。アメリカの部活は実力主義でした。その空気感を常に感じながら活動していたためです。

「最初はわからないことだらけだから、とりあえずやってみる。うまくいかなかったら相談してみる。」これは私がバスケ部での経験を通して学び、今の社会人生活での考えの礎になっていることです。

初めてバスケ部に入った時は、日本で同じスポーツをやってきていても、やる国が違うだけで大きな違いと戸惑いを感じていました。英語がうまく聞き取れないことも沢山あります。試合中のコーチの指示が理解できなくて、それが失点に繋がってしまったこともありました。チームメイト同士のスラングの英会話も最初はちんぷんかんぷんでした。

しかし分からないことは、聞けばみんなが優しく教えてくれました。そのおかげで、わからないことに対するストレスはどんどんなくなっていき、部活も楽しいと思えるようになりましたね。ここで学んだ経験は、今の会社での業務でも生かされています。


Q: 留学や部活動の経験を通して、自分の心境の変化はありましたか?またそれが就職活動に反映されましたか?


企業の規模や名前にこだわらなくなりました。もともとは就職するなら名の知れた企業の方が安心だと思っていました。しかしこの考えは留学生活で変わりました。アメリカの大学は、無名の大学でも教育制度が素晴らしいところはたくさんありますよね。

それと同じで、日本でも会社の知名度や規模がすべてではないと思いました。ネームバリューを気にしなくなったんですね。またスタートアップの講演を聴いて、無名でもすごいことをやっている人たちがたくさんいることを知ったこともありました。自分に合ったものを見つけようとすること、物事の本質を考えることにフォーカスするようになりました。
 

Q: これから就職活動する学生への応援メッセージやアドバイスをお願いします。


最初のうちは業界を絞らずに、少しでも引っかかるキーワードがあれば、説明会や面接に行ってみることをおすすめします。視野は広くすることに越したことはないと思っています。周りに「あなたにはこの業界は向いていない」と言われることもあるかもしれません。それよりも実際に説明会に行ったり面接を受けたりしてから、身をもって合わないことを体感するべきなのではないでしょうか。

自分の足で説明会や面接に行き、実際に企業の人と話し、自分の目で自分はその業界が合っているのかどうかを確かめてくることが大事です。そのような経験を繰り返すうちに、なぜその業界が自分には合わないのかということも自分の言葉で言えるようになるからです。自分で体感しないと、自信も持てないです。就職活動ではこの習慣を多くの方に持ってもらいたいです。
 

【NYCAインタビュー Vol.2】 長尾紗野子さん ~NY留学を経て、外資系企業へ就職!~

Naomi Osawa

NYCAインタビュー Vol.2
長尾紗野子(ながお さやこ)さん


ニューヨーク留学を経て、今年から社会人としてで働いている長尾さんに
学生時代のこと、就職活動のことについてなど、インタビューさせていただきました!

インタビュー・原稿 By 阿部由季


Q: 長尾さんの留学&就職について、簡単に教えてください。


2010年8月に渡米、ニューヨーク市立大学(CUNY)ヨークカレッジに入学し、1年半リベラルアーツを学びました。2012年1月に同じくCUNYのシティカレッジへ編入学後、2015年12月にコミュニケーション学専攻で卒業しました。

また課外活動として、NYJSA(ニューヨーク日本学生会)という学生団体に2012年から2015年まで約3年半在籍しており、そのうち2年間は代表を務めていました。

2016年2月に日本へ本帰国し、同年5月からHöegh Autoliners(ホーグオートライナーズ)というノルウェーに本社がある船会社の日本支社で働いています。業界としては海運に分類され、自動車や建設機械、インフラ設備などを輸送しています。
 

Q: NYJSAではどのような活動をされていたのですか?


NYJSAで行っていた活動は主にニューヨークとその周辺の日本人留学生への情報拡散やイベント運営です。イベントでは日本人留学生の就職活動支援や、ニューヨークに在住している日本人同士の交流を深める親睦会などを目的としていました。また、当時学んでいたコミュニケーション学を生かして、イベントポスター・広報文作成をメインに担当していました。

当時代表になった時は、年上の方が多かったです。そんな年上の方々をまとめることは当時の私には難しいことでした。あまり強いことを言えるような性格でもないんですよね。ただ、人の話を平等に聞いて、それを1つにまとめて提案する能力があったので、それをうまく使いながら良い方向へ持っていくように努めました。それが徐々に形となってイベントを成功することができました。上から言うのではなく、みんなでボトムアップの精神でやっていこうと思っていました。
 

Q: 就職活動を始めた時期はいつでしたか?


明確な時期というのは無いのですが、2015年夏頃から本格的な対策をしていきました。

時期ははっきりしていないというのは、自身が就職活動を意識する以前から、NYJSAでの活動を含め就職活動を細く長く続けていたんです。社会人交流会などのイベントなどの運営を通して、就職活動をしていたのかなと思います。
 

Q: 就職活動ではどのような業界を受けましたか?


ボストンキャリアフォーラムでは、様々な業界を受けさせていただきました。最初は専攻に関連している、広告代理店、イベント、メディア関係を中心に見ていました。ただボストンキャリアフォーラムだと企業の数が限られてしまうので、メーカーや小売りなどの職種もエントリーしました。日本に帰国後は物流や商品企画の会社を受けました。
 

Q: 就職活動で大切にしていた軸を教えてください。


私が会社選びの際に最も大事にしたかったことは、働く環境です。働き始めると1日の大半を会社で過ごすので、人や環境を大切にしたかったのです。これは会社説明や企業のホームページを読むだけではなく、実際に社員の方と話してみないとわからないことでした。そのため、企業の方とお会いする機会があれば、積極的に話を聞きに行くことを心がけていました。
 

Q: なぜ、今の会社を選んだのでしょうか。


日本に帰国して最終面接を受けましたが、、、その会社とはご縁がありませんでした。それからは業界を絞らずに、もっと色々な業種や会社を見た方がいいのではないかと思い始めるようになりました。

ですが他にも就職活動をしていた訳ではなく、進路に迷い、NYJSA時代からお世話になっていたグローバルキャリアカウンセラーの大澤直美さん(現:NYCA代表)に相談をしました。そして、大澤さんにマイナビが提供する人材紹介サービスいただきました。これが今の会社に出会ったきっかけです。海運業界も今まで考えたこともなかったので、受けるかどうかも正直なところ迷いました。しかし、色々な会社を見てみようと決めていたので、受けてみることにしたんです。

実際に面接を受けてみたら、私の就職活動の大きな軸に強く当てはまったんです。面接でお会いした方々、社風、社内の雰囲気、全てが働きやすそうな環境でした。面接を受けると同時に、この会社で働くイメージが湧いてきました。そのくらい社員の方々と話しやすかったです。その後、面接も無事に通り、入社のお話をいただきました。自分でも驚くぐらい、運命を感じました。
 

Q: 今後はどのようなことをしていきたいと思いますか?


いずれは日本以外のどこかで働いてみたいなと思うことはありますね。

今はノルウェーの会社なので、ノルウェー本社にも入社直後に訪問したことがありました。その時に感じたことは、日本とノルウェーの働き方の違いでした。日本支社は日本人社員も多く、働き方は日本らしいところがありますが、ノルウェーの本社は自分たちのプライベート重視の働き方でした。金曜の午後3時には会社に誰もいないんです。このスタイルに驚きました。それでも会社はちゃんと回っているんですよね。オンオフがはっきりしていてとても健康的な働き方だなと思いました。

このような違いを肌で感じてから、違う国に行って、日本人以外の方と働くのもいい経験になるのかなと思います。
 

Q: NYJSAで活動していたことは、就職活動でどのようにプラスになりましたか?


私の就職活動はNYJSAでの活動を抜きにして語ることはできないのではないのかというくらい、ここでやってきたことはダイレクトに結びつきました。主に社会人と出会って話す機会が多かったこと、代表経験を通してコミュニケーション能力がついたことです。

グループをまとめることはとても難しいです。一人一人の話を柔軟に聞くこと、その方の話を尊重しながら違う提案をすることなどはハードなことでもありましたが、それが徐々に形となってイベントの成功やメンバーの団結に結びつき、自信につながりました。
 

Q: 就職活動でつらかったこと、大変だったことはありましたか?


自己分析と会社選びです。

就職活動をするまで、自己分析をすることがほとんどありませんでした。 今までの自分の人生を振り返ってみると、いろいろなタイミングで決断をしています。その決断には必ず理由があります。無意識で決断している時もあるので、改めて「私はなぜあの時あの決断を下したんだろう」ということを思い返すのは難しい作業でした。それをまた文章にして、書きおこすことも難しかったですね。

会社選びも大変でした。会社ってたくさんありますし、どこから選んだらいいのかもわかりませんでした。何を基準にしたらいいのかも戸惑いました。最初は全く見当もつきませんでした。
 

Q: これから就職活動する学生への応援メッセージやアドバイスをお願いします。


学生のうちに出来るだけいろんな方と会って、自分の領域を広げることはとても重要なことだと思います。。人との出会いを通して、こういう雰囲気は好きじゃないな、でもこっちは自分に合うな、ということが分かるのは大事なことです。多くの人と交流をしながら、コミュニケーション能力を磨いてください。

そして自分は未熟で、まだまだ出来ないこともあることを、学生のうちにきちんと認識することだと思います。自分の伸びしろもそれ次第で大きく変わってくるのではないでしょうか。そして、自分自身をより理解するためには、自分で考えるだけでなく、周りからの客観的な意見も取り入れ、強み弱みをひたすらリストアップすると整理しやすいです。他人に改めてネガティブな部分を言われると、プライドが傷つくこともあるかもしれません。それを柔軟に受け入れる余裕を持つことができれば、自分が考えるよりもっと大きな成長が出来ると思います。

就職活動は人それぞれ。皆さんが一番心にしっくりくる会社に出会えるのを願っています。

ありがとうございました。

【NEWS】CEO Interview: 代表インタビュー記事が掲載されました!

Naomi Osawa

Our CEO Naomi Osawa's Interview Article on Jomo Newspaper (Gunma, Japan), on her passion and dedication to help the youth in Japan through her work at NYCA.

Our CEO Naomi Osawa's Interview Article on Jomo Newspaper (Gunma, Japan), on her passion and dedication to help the youth in Japan through her work at NYCA.

2017年2月1日付けの上毛新聞(群馬県)朝刊に
弊社代表のインタビュー記事が
掲載されました!

代表は群馬県出身で、
NYCAでの学生向け留学支援やキャリア支援を通じて
群馬県をふくむ地方の活性化の力になりたいという
熱い想いをもっています。

これまでのところ、
南は沖縄、北は青森まで
高校生&大学生のアメリカ留学を支援させていただきました。

代表の故郷である群馬県では
今年夏にスペシャルイベントも企画中ですので
確定しましたら
本ブログやFacebookでも
告知してまいります!

上毛新聞の皆様、素敵な記事に仕上げてくださり
ありがとうございました!!!

---
昨年11月のCEO Interview(はっちすたじお記事)はコチラから
     ↓
http://newyork.hatchstudioinc.com/archives/3630

 

【NEWS】Tokyo Institute of Tourism: 東京観光専門学校で講演をしました!

Naomi Osawa

Our CEO Naomi Osawa was invited by Tokyo Institute of Tourism to talk about a wide range of topics, including Japan's globalization, inter-cultural communication, how to study English effectively, global career development etc. 

Our CEO Naomi Osawa was invited by Tokyo Institute of Tourism to talk about a wide range of topics, including Japan's globalization, inter-cultural communication, how to study English effectively, global career development etc. 

弊社代表の日本出張最終日となった1月20日(金)、
東京観光専門学校にて
約120名の現役学生を対象に
講演の機会をいただきました。

『国際化のすすむ社会で生きていくチカラ』
と題した講演では、

国際化とはなんなのか、本当に国際化は起きているのか?
海外の方たちとのコミュニケーションにおける心得は?
効果的な英語の学習法は?
アメリカ留学の種類やメリットは?
就職活動&キャリア形成におけるポイントは?

といった内容を、
ワークも取り入れながら90分間
お話させていただきました。

東京観光専門学校では
エアラインサービス学科、鉄道サービス学科など
日本の観光業の未来を担う学生たちが
手に職をつけようと日々勉強をされています。

今回の講演が
少しでも今後の就職活動や社会人生活の
参考になったのであれば幸いです。

東京観光専門学校の公式HPはコチラ↓
http://www.tit.ac.jp/

【NEWS】12/29-1/3 Closed for the holidays! 年末年始休業のご案内

Naomi Osawa

We are closed for the holidays during 12/29/2016-1/3/2017.

Thank you for your support in 2016
& have a safe and happy new year!!!!!

【年末年始の休業に関するごあ】

NYCAは、下記の期間を
年末年始休業日とさせていただきます。

2016年12月29日~2017年1月3日

新年は1月4日より営業を開始いたします。

ご不便をおかけしますが
ご理解いただけますようお願い申しあげます。

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【ご案内】アメリカ留学年間サポートにお申込みされている皆さまへ
年末年始休業期間中の緊急のご連絡は
各カウンセラーまでTEL/メール/SNS等で直接ご連絡ください。


Posted by NYCA Team

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New York Career Academy, Inc.
EMAIL   info@nycareeracademy.com
Facebook @nycareeracademy

【感謝】NYCA Intern Dinner: インターン生のしほちゃん卒業おめでとうございます!!!

Naomi Osawa

― NYCA Intern Shiho Amano completed our internship program at the timing of her college graduation― 

― NYCA Intern Shiho Amano completed our internship program at the timing of her college graduation― 

インターン生の天野志保さん(愛称:しほちゃん)が
大学卒業と同時にNYCAインターンシップ・プログラムを卒業されました!

しほちゃんは
実はNYCAが設立される数カ月も前から
大学生向けプログラムの構築やサービス内容について
一緒に考えたり、行動してくれたりと、
NYCA発足メンバーの1人として大活躍!してくれました。

しほちゃんとのご縁は
数年前に代表が開催したキャリアセミナーで出会ったことに遡ります。

インターンシップや学業をこなしながらも
自分の就職活動としっかり向き合い
「満足度100%の就職活動が展開できました」というご報告を受け
本当に嬉しく、誇りにも感じています。

来年からは、社会人として、新たな一歩を踏み出すしほちゃん。

NYCAスタッフ一同、ニューヨークから
さらなるご活躍と心身のご健康を祈っています!!!

多大なるご貢献、本当にありがとうございました。

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【NEWS】Welcome Takasaki Girls High School! 群馬県立高崎女子高校のニューヨーク研修を支援しました!

Naomi Osawa

―研修終了後、全員で集合写真ー

―研修終了後、全員で集合写真ー

みなさん、こんにちは!

NYCAでは年間約10件の研修を支援しておりますが、
このたび、代表の母校である
群馬県立高崎女子高等学校のニューヨーク研修を
支援させていただきました。

高崎女子高校が開校されたのは、明治32年。
開校から117年のときが経ち
今年初めて公式海外研修がスタートしました。

研修はボストンおよびニューヨークで行われましたが、
NYCAではニューヨーク部分を担当させていただきました。

現役生徒40名と一緒に
国際連合本部のツアーや特別プログラムに参加したり、
群馬銀行ニューヨーク支店とのコラボ研修で学んだり、
ニューヨークの主要観光スポットにも足を運んだり。

そのなかでも、研修最終日の最終プログラムである
『ニューヨーク・レセプション』は
代表自身が「いち卒業生として、後輩たちのために」
完全オリジナルでプロデュース!

医師、弁護士、大手企業、アーティストなど
在ニューヨーク群馬県出身者7名にご協力いただき
開催いたしました。

高校生でも、大学生でも、そして社会人であっても、
キャリアプランニングを行っていくうえで
「ロールモデルの存在」や「メンター的人物の存在」は
非常に重要だと言われています。

今回の『ニューヨーク・レセプション』では
同じ群馬県で生まれ育った前述7名のライフストーリーを
文字通りアット・ホームな雰囲気のなかで
生徒たちと共有していただきました。

レセプションの最後には、
生徒の指揮と伴奏で
高崎女子高校の校歌を斉唱。

ニューヨークの真ん中に
生徒たちの想いがつまった素晴らしい歌声が響き渡りました。

研修にさまざまな形でご協力・貢献してくださった皆様、
本当にありがとうございました!!!
 

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【NEWS】CEO Interview:NYCA代表のインタビュー記事が『はっちスタジオ』に掲載されました!

Naomi Osawa

みなさん、こんにちは!

アメリカ発現地密着型ウェブマガジン『はっちスタジオ』に
弊社代表のインタビュー記事が
掲載されました。

代表自身のキャリア(人生)パス、
そして、NYCAが生まれた背景についても
触れています。

ぜひご一読ください☆
 
 ↓  ↓ ↓

http://newyork.hatchstudioinc.com/archives/3630

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【NEWS】Harvard Japan Career Forum: ハーバード大学でキャリア支援活動を行いました!

Naomi Osawa

― ハーバード大学 Radcliffe Quadrangle にて ―

― ハーバード大学 Radcliffe Quadrangle にて ―

先日、ハーバード大学にて開催された
HARVARD JAPAN CAREER FORUM(H-JCF)
日英バイリンガル学生を対象とした
キャリア支援活動を行ってきました!


このイベントには、ハーバード生だけでなく
世界中から集まった優秀な日英バイリンガル学生が約100名集結!


日本での就職、
そして日本企業への就職という観点での
キャリア支援活動を行いましたが、
学生からの質問でいちばん多かったのは【英語レジュメの書き方】。


英語レジュメは、日本の履歴書とは異なるポイントがたくさんあり
多くの学生がとまどっているようでした。


「一枚に収める」 とか・・・  「写真は貼らない」とか・・・


英語レジュメの基本中の基本ですね!


英語圏の大学に留学をされている学生は、
各大学のキャリアセンター(名称は大学ごとに変わります)に行けば
無料で英語レジュメについての講義を受けたり
個別指導をしてくれますので、
ぜひキャリアセンターも上手に活用していただければと思います。


・・・夜遅くまでキャリア支援をおこなったあとの
ボストン名物(?)クラムチャウダーは格別のお味でした ♪

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【NEWS】NAFSAカンファレンスに出席しました!

Naomi Osawa

―NAFSAワシントンDC本部ブースの前にて―

―NAFSAワシントンDC本部ブースの前にて―

みなさんは、NAFSA(発音:ナフサ)という組織をご存知でしょうか?


NAFSA(National Association of Foreign Student Advisors)は
国際教育の促進を目的として1948年にアメリカで設立された非営利団体です。


アメリカ大学の留学生オフィスで働いているスタッフを中心に
国際教育政策専門家、関連分野の民間企業など
約10,000人のメンバーにより構成されています。


この秋、NY・NJ州のメンバーが集結する
『NAFSA Region X Conference 2016』が開催されましたので、
勉強とネットワーキングのために、NYCAも参加してまいりました!


ニューヨークや全米でがんばっている留学生に関する最新情報
そして大学ごとの取り組みなど、
非常に参考になるコンテンツがもりだくさん!!


一方で、どの大学においても「日本からの留学生は減少傾向にあります」という情報に
非常に残念な気持ちにもなりました。


留学生数の現象はいまに始まったことではありませんが、
各ワークショップなどにおいても
留学生の話をする際に中国やインド、韓国など留学生数の多い国の話題が例に出されるなど
(少し大げさかもしれませんが)
日本の国際プレゼンスの低さを感じる場面がしばしばありました。


NYCAでのアメリカ留学支援を通じて、
日本の国際プレゼンス向上に少しでも貢献できればと思います。

 

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【NEWS】NYCAウェブサイトがOPENしました!

Naomi Osawa


みなさん、こんにちは!

NYCAウェブサイトがついにOPENいたしましたので
お知らせいたします。

URL:  www.nycareeracademy.com

※英語ページは作成中です

留学情報、キャリア情報、NYCAからのお知らせ等を
定期的にアップしていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

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