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【NEWS】Giving Back to Alma Mater- 群馬県立高崎女子高校グローバル研修で講演しました!

Yuki Abe

Giving back to alma mater! 41 students from Takasaki Girls High School (Gunma prefecture, Japan) visited New York as a part of their annual study trip. As a graduate of TGHS, our CEO Naomi Osawa was invited to speak at their dinner reception on Dece…

Giving back to alma mater! 41 students from Takasaki Girls High School (Gunma prefecture, Japan) visited New York as a part of their annual study trip. As a graduate of TGHS, our CEO Naomi Osawa was invited to speak at their dinner reception on December 16th. Titled as “Takasaki Girls High School & Beyond,” Naomi shared her unique life stories and accomplishments with her alma mater, including tips on the effective methods of studying as well as "living the life you want to live.”


弊社では、年間約20件ほどのニューヨーク・インバウンド研修を
支援させていただいておりますが、

2018年最後の研修企画は

代表の母校でもある群馬県立高崎女子高校の皆さんへ
提供させていただきました。


毎年大好評をいただいている代表の単独講演会、
今年のテーマは 「高女 & Beyond」

※Beyond という英語には「その先へ、さらに向こうへ」という意味合いがあります。


講演会は

代表の高女時代とその先
そして
研修でニューヨークを訪れている現役生徒41名の高女時代とその先

両方を掛けた内容でまとめられました。



ー 猛勉強、部活動、文化祭(実行委員長)、課外活動に明け暮れた高校時代

ー 進路を決めるときに大切にすべきこと

ー 英語の独学メソッド(のちにネイティブへ英論文指導、TOEICは990点満点)

ー ALT誘致のエピソード

ー 夢を追いかけること、あきらめないこと

ー リーダーシップ私論

ー 人生の軸、「自分の人生を生きる」こと

ー ものごとの二面性

ー 高女時代も今も大切にしていること (主たる信条など)

ー 来年以降のビジョン、想い



代表自身のこれまでの人生経験はもちろん、

1万人以上の学生を支援してきた立場だからこそ伝えられる
ストーリーやアドバイスを交え、
非常にエネルギッシュな講演会となりました。


最後の質疑応答では、次々と手が挙がり
時間の関係上最後まで答えることができませんでしたが、

このように手をあげて積極的に質問する姿勢には
素晴らしいものを感じました。


翌日は、代表がニューヨークに来るきっかけとなった国際連合本部訪問や
ニューヨークで活躍する群馬県出身者を迎えてのレセプションなどを行いました。


今回の研修が、参加された皆さんの 『高女& Beyond』に
大きなプラスになったのであれば嬉しく思います。

【NEWS】Harvard Japan Career Fair- ハーバード大学にてキャリア支援を行いました!

Naomi Osawa

New York Career Academy, Inc. participates in Harvard Japan Career Fair every year to provide helpful career information and advising to the students and recent graduates interested in obtaining jobs in Japan or working for Japanese companies abroad…

New York Career Academy, Inc. participates in Harvard Japan Career Fair every year to provide helpful career information and advising to the students and recent graduates interested in obtaining jobs in Japan or working for Japanese companies abroad. (Left; Mr. Stéphane Emmanuel Fouché, the Founder of HJCF/ Right: Naomi Osawa, CEO at New York Career Academy, Inc.)


2018年11月8日、ハーバード大学にて開催された
”Harvard Japan Career Fair ” に出展(パートナー企業との合同ブース)し、

約150名を対象にキャリア支援活動(就職情報・キャリアアドバイスの提供)を行いました。


このイベントは今年で5回目を迎えましたが、
「ハーバード大学で日本をテーマにしたキャリアイベントを開催したい」という相談を受け、
初年度イベント構想時から支援をさせていただいている想い入れのあるイベントでもあります。


今年は、その相談をしてきてくれた張本人で
HJCF創設者でもあるステファン・フォウチェさん(トップ写真左)も参加されており、
弊社代表(トップ写真右)との会場での再会は感動的でした!


当日は日本語を話せるハイスペックグローバル人材を採用したい企業が多く参加して
採用情報の提供や学生とのネットワーキングを行っていましたが、

今年の目玉コンテンツ(?)は、全員参加型の手巻き寿司!

「一緒につくって一緒に食べて、学生と社会人の枠を超えて交流したい」
という主催学生たちの狙いは、見事的中したようでした。


弊社としては、過去に留学支援をさせていただいた学生が3年生となり、
就職活動のためにこのイベントに参加していたりと、
まさに『留学の入口~出口までのキャリア支援』を実感することが出来て
とても嬉しい1日となりました。


参加された学生、企業のみなさま、主催学生のみなさま、
大変お疲れ様でした!!!!!

【NEWS】代表が英訳担当! バイリンガル絵本『Because You Are Special』のご案内

Yuki Abe

Our CEO Naomi Osawa translated the book "Because You Are Special" earlier this year.  Unlike a traditional story book, "Because You Are Special" is a collection of heart-to-heart messages full of love for humanity. The cover photo is with the a…

Our CEO Naomi Osawa translated the book "Because You Are Special" earlier this year.  Unlike a traditional story book, "Because You Are Special" is a collection of heart-to-heart messages full of love for humanity. The cover photo is with the author Hiromi Ushijima, whose achievements include many works with UNICEF. The collaboration between the two became possible because the concept of the book is exactly the same as the principal philosophy of New York Career Academy, Inc.! 

このたび ユニセフ等でご活躍されている
牛嶋浩美さん著『あなたが大切だから』(初版: 2010年発行)
リニューアル出版のタイミングにて、
弊社代表の大澤直美が英訳を担当させていただきました。

リニューアル版のタイトルは・・・ Because You Are Special。

絵本は物語ではなく、ポエムのような文体です。
1ページ1ページにメッセージがあり、読むだけでまるで心と心の対話をしているかのような気分になります。

また、リニューアル版の絵本には
次世代素材が使われています!!! (紙ではありません!!!)

LIMEXという素材で
地球上の重要な資源である「木」や「水」を一切使わずに
世界中にありふれている石灰石をメインの原料
としています。
(世界初のLIMEX絵本です!)

文字通り、心にも地球にも優しい絵本、Because You Are Special。

今回は弊社代表の翻訳にまつわるバックストーリーを中心に
レポートいたします。
 

聞き手&原稿 By NYCAライター  阿部由季
語り手 By NYCA代表  大澤直美
 


本との出会いは2年前。読んだ瞬間に運命を感じる

 

写真:代表が英訳を担当するきっかけとなった1ページ(『あなたが大切だから』初版より)

写真:代表が英訳を担当するきっかけとなった1ページ(『あなたが大切だから』初版より)

著者の牛嶋浩美さんとは、2年前の2015年に初めてお会いしました。

その後、牛嶋さんがSNSにアップされた
『あなたが大切だから』(初版)の1ページを拝見したのが全ての始まりです。(上記写真)

この世界は たくさんの色が輝いているから美しい
あなたがいろいろな色をもってるから 大切にしたいんだ


まさに! 十人十色をモットーにキャリア支援を展開している
NYキャリアアカデミーの哲学そのもので

感動した私はすぐに絵本を購入しようとしました。

・・・が!  ネットでも売り切れ、中古でさえ手に入らない状況だったため
牛嶋さんに連絡したところ、なんと、
牛嶋さんのご自宅にあった最後の2冊のうち1冊を
お渡しいただけることになりました。

本を読んだとき、運命を感じました。
ひとつひとつのページに書いてある、愛に溢れる言葉のすべてが、
キャリア支援の仕事において大切にしていることそのままだったんです。
本の存在が他人事だとは思えませんでした。

その後まもなく、牛嶋さんから絵本を増刷するお話を伺いました。

増刷するのであれば、
絵本の良さが日本語圏外の人たちにもしっかり伝わったら素敵だと思いました。
『あなたが大切だから』に書いてある「愛」が、もっと多くの人に広まりますように。。(祈)

そんななか、
「直美さん、ぜひ一緒に絵本をつくりませんか?」
と思いがけないお誘いをいただきました。

数回のミーティングを経て、バイリンガル絵本のプロジェクトが始動しました。

 

牛嶋浩美の世界観を表現するための翻訳

 

Photo_TranslatingWork.jpg

翻訳の仕事をすることは初めてで
英語学習とはまったく違う楽しさと難しさがありました。

最初は本に書いてある日本語をそのまま英語にしましたが、
なんだか違う・・・ と感じて
いったん翻訳作業をストップしました。

言語としては正しい英語であっても
牛嶋さんの絵本の世界観を表現しきれていないと感じました。

そこで私は、まずは牛嶋浩美ワールドにどっぷり浸かろう!と思いました。

牛嶋さんの絵本や作品を日米各地の出張にも持参して
いたるところで牛嶋浩美ワールドを「感じる」ことに集中しました。
牛嶋さんのFacebookも毎日チェックしました(笑)

また、牛嶋さんが大好きで憧れていると教えてくれた
シェル・シルヴァスタイン(『おおきな木』などで有名ですね)の作品も
たくさん読みました。

ひとつの日本語の言葉を英語にするのにも
いろいろな単語や表現を当てはめることができます。

「感じる時間」は、どの言葉を使うと牛嶋さんの世界観を表現できるか、
ということを考えるのに必要不可欠なものでした。

翻訳を始めてから3か月後。
遂に牛嶋浩美ワールドを最大限に表す『あなたが大切だから』の英語の原稿が完成しました。

 

マンハッタンで行われた出版記念パーティ

 

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2017年10月、牛嶋さんの渡米に合わせて

ニューヨークのマンハッタンにて”Because You Are Special”の
出版記念パーティーを開催いたしました。

約40名が集まったパーティーでは
参加者どうしの交流のほか
絵本の朗読パフォーマンス(英語) が行われました。

朗読を担当してくださったのは
シンガーソングライターとして活躍中の植田あゆみさん。
数週間前にカーネギーホールにて開催された国際アカペラコンテストにて
優勝した実力の持ち主です!

植田さんの透き通るような声で読み上げられた、Because You Are Special...

会場では感動の涙を流す方も 沢山いらっしゃいました。

写真:シンガーソングライター植田あゆみさんと。

写真:シンガーソングライター植田あゆみさんと。

 

翻訳者がオススメしたい、Because You Are Special の読み方

 

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この絵本は普通の絵本と違い、初めから読む必要はありません。

なんとなくパッと開いたページから読んでみるという方法もあります。

ぜひ、1ページ1ページに書いてあるメッセージを
みなさんの心で素直に受け取ってみてください。


私自身は いち翻訳者に過ぎませんが
この世界に生まれてきたひとりひとりが大切な存在であり、
みんなが愛されているんだ!という想いで
心をこめて絵本の翻訳作業をさせていただきました


今回、お声掛けをいただきました
牛嶋浩美さん、そして桃李社の金子昌之社長に
あらためて感謝もうしあげます。

"どうか、より多くの方々に
愛が広まりますように... "


<アメリカでの "Because You Are Special " 販売について>
紀伊国屋、アマゾンでの販売予定ほか、弊社(NYキャリアアカデミー)でも限定数をお届けしております(1冊$20.00/米国内送料$3.50)。
お気軽にお問い合わせください。


<参考リンク>
牛嶋浩美さん 公式HP: www.tourisha.net
植田あゆみさん 公式HP: www.almavoice.com

<スペシャルニュース!>
来年(2018年)2月頃に
日本での Because You Are Special イベントを牛嶋浩美さんと企画中です。
詳細は決定次第 NYキャリアアカデミーのFBページ  や 代表Newsletterでも
お知らせいたします。  お楽しみに!!!
 

【NYCAインタビュー Vol.6】中村春菜さん〜人を助ける仕事に尽力し、ワーキングマザーとして精進したい〜

Yuki Abe

A career success story of Haruna Nakamura (currently Manager at New York Career Academy, Inc.). As a working mother, Haruna has been working passionately with students for their career preparation. 

A career success story of Haruna Nakamura (currently Manager at New York Career Academy, Inc.). As a working mother, Haruna has been working passionately with students for their career preparation. 

【NYCAインタビュー Vol.6】

中村春菜(なかむらはるな)さん

NYキャリアアカデミーのマネージャーとして活躍するかたわら、2017年5月にグローバルキャリアカウンセラーの資格取得、9月には第二子をご出産された中村春菜さん。これまでのキャリア、そしてワーキングマザーとして仕事と子育てを両立する秘訣をお伺いしました。

インタビュー・原稿 By NYCAライター 阿部由季


Q: これまでの経歴を簡単に教えてください。

 

佐賀県で生まれ育ち、高校卒業後に正規留学のため渡米しました。小学生の頃、父の仕事の関係で沖縄に4年間住んでいた経験から、異文化や英語に興味を持ち、留学を志しました。最初の2年間はコミュニティカレッジに通い、その後はニューヨーク州立バッファロー大学に編入学しました。専攻は会計学です。

卒業後はニューヨークシティ(NYC)にある大手監査法人のKPMGに入社しました。その後は東京で外資系企業の人事や人材会社でのグローバルキャリア支援業務に従事し、現在はNYキャリアアカデミーでマネージャーを務めています。

SUNYバッファローへ通っていた学生時代のボランティア活動の様子

SUNYバッファローへ通っていた学生時代のボランティア活動の様子

Q: ファーストキャリアを会計士に選んだ理由はなんだったのでしょうか。

 

NYCで働くことが高校時代からの夢だったんですよね。大学の専攻は、この夢が叶う可能性のもっとも高い会計学にしました。会計は専門性が高く、就職できる確率が高いですし、就職できれば就労ビザの取得もしやすいです。就職活動でもNYCで働くことを軸にしました。努力の結果、ボストンキャリアフォーラムでKPMGのNYオフィスの監査部からオファーをいただくことができました。

 

Q: 会計士からキャリア支援の道に大きくキャリアチェンジしたのには、どのような背景があったのでしょうか。

 

就職によって、NYCで働くという長年の目標をかなえてしまったわけです。そこで次はどんな目標に向かって頑張ろうかと考えたんです。監査の仕事に、こだわりがなかったんですよね。

KPMGにいた頃、クライアントのさまざまな部署の人と働くことがあり、女性の人事部長の方と知り合いました。人事の仕事は社内で一緒に働く人がクライアントなんですよね。自分の会社で働く人のことを考えて、会社全体でよくしていく、というところに興味を持ちました。

また会計の仕事は人と触れ合うことが少なく、1日中パソコンの前で作業することがメインです。私はそれよりもっと人と寄り添う形で働きたいと思い、その後の転職活動では「人事」を軸にしました。

 

Q: その後はKPMGを退職されてから、ニューヨークに戻るまではどのようなキャリアを歩まれたのですか。

 

KPMGを退職した直後は、東京の証券会社でまず監査の仕事を始めました。派遣で働きながら、同時に1年ほど転職活動をしていました。そしてオランダ系外資企業の人事部に転職しました。

ここでは給与計算をすることが主な仕事でしたので、会計のキャリアが役立ちました。ただ業務のほとんどをパソコンの前に座ってする、となりの同僚や上司とも、メールでやり取るすることが多く、、、自分が当初求めていた仕事の環境とは「何かが違う」と思っていたんです。

そんなときに人材会社で働いていた大学時代の友人から「グローバルな経験があり、英語が堪能で、人事の経験がある人を探している」というお話をいただきました。上司の方に会った際に、「ここで頑張っていきたい」と感じて転職を決意しました。そして、ASEAN地域から日本に留学している大学生のキャリア支援業務を担当することになりました。

ASEANからの留学生のキャリア支援のときに

ASEANからの留学生のキャリア支援のときに

Q: 東京からNYへ戻るきっかけとなったのは、どんな出来事だったのでしょうか。

 

NYキャリアアカデミー代表の大澤から、「アメリカでキャリア支援の仕事をしないか?」と声を掛けてもらったのがきっかけです。大好きなNYでまた仕事ができるということで、ふたたびアメリカで働くことを決めました。 自分自身も留学していた経験から就職活動の大変さを知っているので、少しでも力になれれば、と思いました。

そしてNYで今の主人と出会い、結婚することになり、その後まもなく妊娠もわかりました。もともとは日本に戻る予定でしたが、結婚を機にアメリカに残ることになったんです。永住権など移住関係の手続き、出産などを経て、2016年の夏から本格的にワーキングマザーとして働き始めました。

 

Q: 現在ではふたりのお子さんのお母さんな中村さんですが、ワーキングマザーとして働くことの大変さ、逆に楽しさや面白さはどんなところですか。

 

子供に負担をかけずに仕事をすることが大変ですね。例えば子供が病気になったとき、仕事とどのように折り合いをつけるか難しいときがあります。物事の優先順位をつけて、効率的に動かないといけません。母親はひとりしかいませんから、どんなときでも子どもが頼れる存在じゃないといけません。

働くことでさらに私生活に「メリハリ」がでて、1日1日を大切に過ごせることが、働くことの利点だと感じています。公私ともに誰かに必要とされるのはとても幸せなことだと感じます。

 

Q: ワーキングマザーとして子育てをする上で、中村さんご自身で決めたルールはありますか?またご主人と決めたことはありますか。

 

夫婦でコミュニケーションを密に取ること、スケジュール管理を徹底することはとても大事にしています。お互いに出張が多い仕事をしているので、どの日に何があるかをクリアにし、しっかりと共有します。

このふたつができていないと、子どもに負担をかけ、夫婦の中でスケジュールが合わないといった問題が起こるんです。以前、同じ日程で出張が入っていたなんてこともありました。となると、どちらかが仕事を調整して家のことをしないといけなくなるので、お互いの仕事にも影響が出てくるのです。

家族や友人の助けを借り、コミュニケーションをしっかり取ることでスケジュール管理を徹底させることは、ワーキングマザーとしてとても重要なことだと思っています。

 

Q: NYキャリアアカデミーというキャリア支援の会社で働くことの醍醐味は? 

 

自分らしく働くことができることです。裁量で任せていただける部分も多く、とても楽しいです! また一緒に働く仲間の多くが私と同じワーキングマザーであることも心強いです。刺激をもらえて、大変さも分かち合え、お互いのことをよく理解しあえる環境があるのは、ありがたいものです。

上司が男性だと、子どもがいることで大変なことをなかなか理解してもらえないとよく聞きます。たくさん説明をしなくても、すぐに大変な状況をわかってもらえるのは、ワーキングマザーにとってとても働きやすい環境だと思いますね。

 

Q: 日本では東京、アメリカではニューヨークでの就労経験をお持ちですが、 働く環境という意味で、それぞれの良いところはどんなところでしょうか? 逆に改善されたら良いと思うことはありますか。

 

日本は社員同士のフォローが徹底している点がいいところだと思います。当たり前のことかもしれませんが、他の社員の机でなっている電話を取ることがあります。アメリカではありえません。日本では、当事者がいない間の仕事を助けてあげようとする文化があると思います。フォロー体制があるから、新卒が育ちやすい土壌になっているのではないでしょうか。

ただ、日本ではコミュニケーションが複雑で多様なので、業務や責任の所在が明確ではなかったり、メールのやりとりの中でも行間を読む、みたいなこともあり、効率的に業務をすることが大変なことがあります。何が重要で、相手に何を伝えたいのかがわかりにくくなってしまうんですよね。そしてミスコミュニケーションや長時間労働につながるのだと思います。

一方でアメリカの仕事文化の良い点は、無駄を徹底的に省くことでしょう。メールひとつにしろ、ポイントだけを的確に伝えます。いい意味でJob Descriptionに書かれてていることしかしないので、無駄もありません。しかしポジションに見合ったパフォーマンスを発揮できなければ、いつ解雇されるかわからないシビアな世界でもあります。

また、アメリカでは育てるという感覚はあまりありません。新卒から即戦力として働ける人材を採用するので、大学在籍中に多くの経験やスキルを得る必要があるのでプレッシャーも大きいです。日本のように親身に相談にのってくれる上司はそうそういません。

 

学生時代のビジネスミーティングにて

学生時代のビジネスミーティングにて

Q: 学生時代の自分にアドバイスするとしたら、 どんなアドバイスをしますか。

 

たくさんの活動に取り組み、自分が住む地域の人とコミュニケーションを楽しんでほしいです。いろいろな人種、年齢の人と知り合って、自分の人生観を広げてみたら、今後の人生も変わってくると思います。

私自身も、大学時代は自分の生活に精一杯でしたが、大学という狭い世界でしか留学生活を送れていなかったと思います。なので知らないことも多かったなと、今になって思うことがあります。

 

Q: 中村さんにとってのキャリアゴールとは何でしょうか。どのようにしてキャリアを積んでいきたいと思いますか。

 

正直、これからもまだまだキャリアを積む必要があるので、ゴールは見えていません。ただ、生涯現役という言葉に憧れます。いくつになっても、やりたい仕事をし、生きがいとしてのキャリアを積んでいきたいと思います。

今は、学生へのキャリア支援の経験をもっと積んでいきたいと思っています。誰かのために働くこと、必要とされることは、とても幸せなことだと思います。使命感を持って働くことこそが自分が輝けると思うからです。そして楽しく仕事をすることがとても大事だと考えています。

グローバルキャリアカウンセラーの資格を取得したときに、NYCA代表の大澤と一緒に

グローバルキャリアカウンセラーの資格を取得したときに、NYCA代表の大澤と一緒に

Q: 大学生、若手社会人へのメッセージ 

 

今ある時間を有効に使ってください。インターネットの情報に埋もれずに、自分の目で見て、肌でかんじて、自分なりのキャリや生き方を模索してほしいです。一日一日を大事に過ごしてください。

【NEWS】「トビタテ! 留学JAPAN」高校生NYプログラムを支援させていただきました!

Naomi Osawa

NYCA has consulted and offered a NYC program to a high school student from Japan this summer, as a part of "Tobitate Japan Scholarship Program" offered by the Japanese government. 

NYCA has consulted and offered a NYC program to a high school student from Japan this summer, as a part of "Tobitate Japan Scholarship Program" offered by the Japanese government. 


この夏、NYキャリアアカデミーでは
日米合わせて300名以上の方にキャリア支援を提供させていただきましたが、
そのうちの1つが
「トビタテ!留学JAPAN」高校生プログラムでした!

※未成年であること&ご本人のご希望から
  お顔と本名を出さずに掲載させていただいております

支援をさせていただいた R.M.さんへは現在高校3年生ですが、
R.M.さんが高校2年生のときに
『ニューヨーク留学』と『トビタテ! 留学JAPAN 応募』について
カウンセリングを受けられたことが
NY現地での支援のきかっけとなりました。

カウンセリング後、数ヶ月経って
「トビタテに合格しました!」と
合格通知が届いた当日にNYCAへご連絡くださったことに
スタッフ一同感動したことを覚えています。

「将来は国際機関で働きたい」というR.M.さんの希望に沿って
プログラム内容のアドバイジングをしたり、
ニューヨーク留学に関する情報提供をしたり、
現地でのアポイント取り等をお手伝いさせていただきました。

実際にニューヨークで数週間過ごしてみて、
R.M.さんの国際機関で働くという夢は
さらに膨らんだとのこと。

R.M.さんは、ご両親や高校の先生に勧められてではなく
ご自身でリサーチをしてNYCAへコンタクトしてくださったこともあり、
今回支援をさせていただくことが出来て
とても嬉しく思っております。

これからも、プロジェクトの大小に関わらず
文字どおり日本から世界へトビタツ 方々への支援を
提供していくことが出来ればと思います!

R.M.さんのNYプログラムにお力添えくださった
NYCA社会人チームの皆様、
ありがとうございました!!!
 

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【一般公開イベント】7月29日(土)群馬県主催イベントで代表が講演します!

Naomi Osawa

平成29年度ぐんまグローバル展開講演会

〜国際キャリアのエキスパートが語る〜
アメリカ留学&留学後のキャリア


弊社代表の大澤直美が
群馬県主催の以下イベントにて
アメリカ留学・留学後のキャリアについて
講演いたします。(無料・要事前予約

留学や国際的な生き方を「ススメル」のではなく
理解を深めて今後の進路や生き方の参考にしていただきたい
という視点からお話させていただく予定です。

学生、教育関係者のみなさまはもちろんのこと
留学や国際キャリアに関しての見識を深めたい方など
ぜひご参加ください。

※数少ない日本での一般公開イベントです


日時:
平成29年7月29日(土)13時30分開場(講演:14時〜16時)

会場:
群馬会館ホール(群馬県前橋市大手町2−1−1)

※群馬県庁の駐車場をご利用いただけます
(当日の受付で駐車券をご提示ください)

講演内容(予定):
・ 留学の種類、メリット、留学ライフの実態
・ 講師自身の留学ストーリー
・ オススメ英語学習法
・ 留学中の就職活動
・ 留学後のキャリア形成
・ 日本企業が求める「グローバル人材」
・ 質疑応答タイム             など

対象:
アメリカ留学に関しての知識を深めたい方
(学生、保護者、進路指導担当者、教育従事者、一般の方など)

定員:
250名(先着順)

申込方法:
電話、FAX、またはEメールにて
群馬県国際戦略課までお申し込みください

TEL 027-226-3394
FAX 027-223-4371
EMAIL  senryakuka@pref.gunma.lg.jp

※お問い合せも上記までお願いいたします

 

【NYCAインタビュー Vol.4】太田慧士朗さん ~自分の「好き」にこだわる就活は、人生を豊かにしてくれる~

Yuki Abe

NYCAインタビュー Vol.4 太田慧士朗(おおたけいしろう)さん

NYCAインタビュー Vol.4

太田慧士朗(おおたけいしろう)さん

自分の好きなことを突き詰めた就職活動経て、希望するスポーツメディア業界に就職した太田さん。なぜ「自分の好き」にこだわることが大事なのでしょうか。

インタビュー・原稿 By NYCAライター 阿部由季


Q: これまでの経歴を簡単に教えてください。

 

2012年の3月に東京の高校を卒業してから1か月後にボストンに来ました。アメリカの大学は9月入学なので、渡米してからの最初の4か月間は語学学校に通いました。9月からボストン郊外のコミュニティカレッジへ入学。3年生からマサチューセッツ州立大学ボストン校(University of Massachusetts Boston)に編入学しました。

2016年の12月にコミュニケーション学専攻で卒業し、本帰国しました。2017年の5月にスポーツメディア系の会社に入社しました。

 

Q: 就職活動を始めたのは、いつ頃でしたか?

 

2016年の春頃だったと思います。ボストンキャリアフォーラムも毎年行っていました。でも、面接を受けたのは2016年の秋のフォーラムが初めてでした。

僕の大学の日本人学生会が日本から企業を呼ぶことが多かったので、大企業だと商社、メーカー、人材系企業などを受けました。

それでも第一志望はスポーツメディア系でした。自分が好きなことをできたら幸せだなと思っていて。大好きなスポーツをメディアで発信していくってことは、自分の中の就職活動における大きな軸でした。

 

Q: なぜスポーツメディア業界への就職にこだわったのでしょうか?

 

小さい時からスポーツをやっていました。水泳、野球、卓球、サッカー、フットサル。テレビっ子だったので、テレビで試合を見るのも大好きでした。

アメリカでもコミュニティカレッジで体育会系のサッカー部に入っていました。アメリカ3部リーグで、選手として2年間プレーをしていました。編入後はボストンの日本人のアマチュアサッカーチームに入りました。そこではアメリカやフランスなど他の国のアマチュアチームとよく試合をしていました。

スポーツは言葉がわからなくても、ルールがわかれば見ているだけで楽しめますよね。スポーツは言語や文化の壁を越えて世界を一つにできるツールだと信じています。大好きな日本のスポーツを国内外問わず発信していきたいなと思っていました。

スポーツは海外ビジネスとして可能性が大きいと思っていて、そんな英語力も使える業界で、日本を軸に海外にも行ける機会があるような仕事がしたかったんです。

この春に入社したスポーツメディア系の会社では、外国人の選手が多いため英語を使う環境があります。外国人選手らと共にその国の大使館に表敬訪問したり、普通は経験できないようなことが日々たくさんあり、自分の好きな業界にこだわって就活してよかったなと思います。

大学の日本人学生会の立ち上げに携わり、初めてのイベントで100人以上の参加者を集めた

大学の日本人学生会の立ち上げに携わり、初めてのイベントで100人以上の参加者を集めた

 

Q: 現在勤めている会社はボストンキャリアフォーラム(BCF)に出展していないですよね? BCFではどのように就活していましたか?

 

はい、来ていません。BCFには自分が志望する企業はほとんど来ていませんでした。唯一行きたいと思ったメディア系やスポーツ系の会社は受けていました。

いろんな会社の面接をボストンでも受けましたが、結局自分が志望していない業界って話していくうちにボロが出てしまうんですよね。面接官の人も「この人は志望していないんだな」っていうのがわかっているのでしょう。

一方で自分が行きたいと思っている業界では、自分らしさをよく出すことができましたし、好感触もありました。やっぱり自分に合っている業界なんだなと思っていました。

BCFにて外資系のスポーツメディア系の会社から高評価を頂くことができました。日本に帰ったら最終面接の予定だったんです。しかし日本に帰国後、最終的に話がまとまらずにご縁がなくなってしまいました。

 

Q: 今の会社とはどのように出会ったんですか?

 

大学を卒業し、日本に帰ってきてからでした。日本本帰国後に2社受けました。1つは社会人経験3年以上の人が対象の企業です。ここは仲の良い知り合いが紹介してくださって、面接のチャンスをもらいました。しかしやはり社会人経験がないところで引っかかってしまいましたね。

もう1つが今勤めている会社です。Twitterで求人募集を見て、既卒も募集対象となっていたことから受けたんです。それからトントン拍子で面接が進み、内定を頂くことに至りました。

 

Q: 既卒で進路が決まっていない時には焦りはありましたか?

 

多少焦りはありましたけど、人生なるようになると思っていました。

日本の就活時期と合わなくて、去年(2016年)の夏休みに日本に帰ってきてからも就活をしていましたが、書類すら送ることもできない企業が多かったです。在学中に就職先が決まらなかったら、卒業後に1年ほど就活だけの時間を作ろうかなとも思っていました。

 

Q: 就活で辛かったこと、大変だったことは何でしたか?

 

コネクションの作りづらさ、本当に自分が志望する業界にちゃんと準備して受けられないなどのデメリットはよく感じていました。情報を集めるのも、OB訪問するの大変でした。

日本にいる学生って早め早めに就活に向けて動き出すじゃないですか。ES(エントリーシート)書き始めたり、大学のコネクションでOB訪問をしたりしますよね。アメリカにいるとなかなかそのようには動けません。

また4年生でもびっしり授業が詰まっており、課題もたくさんあります。忙しい大学のスケジュールの中で、就活の準備を同時進行で進めるのは大変でしたね。

 

コミュニティカレッジでのサッカー部のメンバーたちと

コミュニティカレッジでのサッカー部のメンバーたちと

Q: 就活では具体的にどんな準備をしていましたか?

 

大手企業は何万枚ものESや履歴書を見ていると思うんです。自分にしか書けなくて、目に止まるようなエントリーシートを書くことに力を入れました。特に書き方や言葉の選び方、表現の仕方にこだわりました。何十社と書類を送った中で、書類選考の通過率はほぼ100%でした。

例えば僕はイタリア語を日常会話レベルなら話すことができます。ボストンにきたばかりの頃に出会ったイタリア人の友達の影響です。この時はイタリア語を勉強しすぎて、英語よりもイタリア語の方が上手いのではないかと言われたくらいでした。イタリアの文化が好きになって、大学でもイタリア語のクラスを受講したほどです。

留学生は英語を話せるのは当たり前でも他の言語も話せる学生はそこまで多くないので、書いてあれば人事の方の目を引きます。そして面接でもその話題になると思いました。

 

Q: なるほど。表現の仕方には他にはどのようなことを気にかけましたか?

 

面接官にいかにこの人と会って話がしてみたいと思わせられるかがポイントなので、他の人が絶対に書かないようなことを書きました。例えば、長所の欄で「コミュニケーション力がある」と書く人は多いです。でも人事の方って見飽きているんですよね。

コミュニケーション力の高さをアピールさせたいけど、一番どのキーワードが目を引きやすいかなと考えたんです。僕は人と話すことが大好きで、初対面の人との会話も得意な方だと思います。ボストン留学中は学んだ心理学を応用させたコミュニケーション手法について履歴書に書きました。

これをアピールすることで、きちんと考えて行動しているんだなと思ってもらえます。実際に履歴書に書いたキーワードはここでは言えないようなキーワードなので、気になる方は個別で聞いてください(笑)

例えば、コミュニケーション手法の例としてミラーリングという心理学の考え方があります。相手が足を組んだら、自分も足を組んでみる。どこかのレストランに行って、相手がカルボナーラを頼んだら、同じカルボナーラを注文してみる。これは相手に親近感を与える効果があるそうです。この人同じものが好きなんだと思いますよね。

初対面の人とでも気軽に話せるようになることで、どこでもいろんな人と会話を楽しむことができるようになります。出会える人の幅も大きく広がります。普通に生きていたら、自分が働いている業界とか、同じ学校の人としか出会えないと思います。知り合いの母数があればあるほど、いろいろな可能性が広がるということです。これゆえに人との出会いはとても大切にしています。

 

大学のパンフレットに掲載された時に、両親がボストンへ遊びに来てくれました。

大学のパンフレットに掲載された時に、両親がボストンへ遊びに来てくれました。

Q: NYキャリアアカデミーからOB訪問の支援を受けられたと思いますが、その感想を教えていただけますか?

 

ニューヨークにある日本のテレビ局に勤めていた方とお話をさせていただきました。ただ自分で情報収集をしているだけでは聞けないような、就活や仕事のリアルな業界のお話が聞けてよかったです。

 

Q: これから就職活動する学生への応援メッセージやアドバイスをお願いします。

 

自分が好きなことを仕事にすることはとても幸せなことだし、生き生き働くことができます。ハードなことがあっても、自分の好きなことなら乗り超えられるでしょう。

だから自分が好きなことにはこだわってほしいです。留学しているということは、誇るべきことだし、武器だと思います。その武器を生かさない手はないです。自信を持って、妥協せずに追いかけてほしいです。
 

【祝】Big Congrats!!! 弊社カウンセラーの中村がGCDF資格を取得しました!

Naomi Osawa

Our Manager Haruna Nakamura is now certified as Global Career Development Facilitator (GCDF). She has worked very hard for this achievement (yes, she is a working mother!). Congrats Haruna!!! We are so proud of you, and thank you for being an awesom…

Our Manager Haruna Nakamura is now certified as Global Career Development Facilitator (GCDF). She has worked very hard for this achievement (yes, she is a working mother!). Congrats Haruna!!! We are so proud of you, and thank you for being an awesome member at NYCA!!!


弊社マネージャーの中村春菜さんが
長年の目標にしていた
グローバルキャリアカウンセラー(Global Career Development Facilitator)の資格を
取得いたしました!

ここ数年、ご結婚、ご出産、ワーキングマザーとしての仕事復帰など
忙しい日々を送ってきたなかでも
目標に向かって励みつづけた中村さんの資格取得。

NYCA一同、こころから誇りに思います。

(サプライズでお祝いディナーを開催いたしました♪)

本当におめでとうございます!!!

公私ともに、さらなるご活躍を期待しています!!!!!

【NYCAインタビュー Vol.2】 長尾紗野子さん ~NY留学を経て、外資系企業へ就職!~

Naomi Osawa

NYCAインタビュー Vol.2
長尾紗野子(ながお さやこ)さん


ニューヨーク留学を経て、今年から社会人としてで働いている長尾さんに
学生時代のこと、就職活動のことについてなど、インタビューさせていただきました!

インタビュー・原稿 By 阿部由季


Q: 長尾さんの留学&就職について、簡単に教えてください。


2010年8月に渡米、ニューヨーク市立大学(CUNY)ヨークカレッジに入学し、1年半リベラルアーツを学びました。2012年1月に同じくCUNYのシティカレッジへ編入学後、2015年12月にコミュニケーション学専攻で卒業しました。

また課外活動として、NYJSA(ニューヨーク日本学生会)という学生団体に2012年から2015年まで約3年半在籍しており、そのうち2年間は代表を務めていました。

2016年2月に日本へ本帰国し、同年5月からHöegh Autoliners(ホーグオートライナーズ)というノルウェーに本社がある船会社の日本支社で働いています。業界としては海運に分類され、自動車や建設機械、インフラ設備などを輸送しています。
 

Q: NYJSAではどのような活動をされていたのですか?


NYJSAで行っていた活動は主にニューヨークとその周辺の日本人留学生への情報拡散やイベント運営です。イベントでは日本人留学生の就職活動支援や、ニューヨークに在住している日本人同士の交流を深める親睦会などを目的としていました。また、当時学んでいたコミュニケーション学を生かして、イベントポスター・広報文作成をメインに担当していました。

当時代表になった時は、年上の方が多かったです。そんな年上の方々をまとめることは当時の私には難しいことでした。あまり強いことを言えるような性格でもないんですよね。ただ、人の話を平等に聞いて、それを1つにまとめて提案する能力があったので、それをうまく使いながら良い方向へ持っていくように努めました。それが徐々に形となってイベントを成功することができました。上から言うのではなく、みんなでボトムアップの精神でやっていこうと思っていました。
 

Q: 就職活動を始めた時期はいつでしたか?


明確な時期というのは無いのですが、2015年夏頃から本格的な対策をしていきました。

時期ははっきりしていないというのは、自身が就職活動を意識する以前から、NYJSAでの活動を含め就職活動を細く長く続けていたんです。社会人交流会などのイベントなどの運営を通して、就職活動をしていたのかなと思います。
 

Q: 就職活動ではどのような業界を受けましたか?


ボストンキャリアフォーラムでは、様々な業界を受けさせていただきました。最初は専攻に関連している、広告代理店、イベント、メディア関係を中心に見ていました。ただボストンキャリアフォーラムだと企業の数が限られてしまうので、メーカーや小売りなどの職種もエントリーしました。日本に帰国後は物流や商品企画の会社を受けました。
 

Q: 就職活動で大切にしていた軸を教えてください。


私が会社選びの際に最も大事にしたかったことは、働く環境です。働き始めると1日の大半を会社で過ごすので、人や環境を大切にしたかったのです。これは会社説明や企業のホームページを読むだけではなく、実際に社員の方と話してみないとわからないことでした。そのため、企業の方とお会いする機会があれば、積極的に話を聞きに行くことを心がけていました。
 

Q: なぜ、今の会社を選んだのでしょうか。


日本に帰国して最終面接を受けましたが、、、その会社とはご縁がありませんでした。それからは業界を絞らずに、もっと色々な業種や会社を見た方がいいのではないかと思い始めるようになりました。

ですが他にも就職活動をしていた訳ではなく、進路に迷い、NYJSA時代からお世話になっていたグローバルキャリアカウンセラーの大澤直美さん(現:NYCA代表)に相談をしました。そして、大澤さんにマイナビが提供する人材紹介サービスいただきました。これが今の会社に出会ったきっかけです。海運業界も今まで考えたこともなかったので、受けるかどうかも正直なところ迷いました。しかし、色々な会社を見てみようと決めていたので、受けてみることにしたんです。

実際に面接を受けてみたら、私の就職活動の大きな軸に強く当てはまったんです。面接でお会いした方々、社風、社内の雰囲気、全てが働きやすそうな環境でした。面接を受けると同時に、この会社で働くイメージが湧いてきました。そのくらい社員の方々と話しやすかったです。その後、面接も無事に通り、入社のお話をいただきました。自分でも驚くぐらい、運命を感じました。
 

Q: 今後はどのようなことをしていきたいと思いますか?


いずれは日本以外のどこかで働いてみたいなと思うことはありますね。

今はノルウェーの会社なので、ノルウェー本社にも入社直後に訪問したことがありました。その時に感じたことは、日本とノルウェーの働き方の違いでした。日本支社は日本人社員も多く、働き方は日本らしいところがありますが、ノルウェーの本社は自分たちのプライベート重視の働き方でした。金曜の午後3時には会社に誰もいないんです。このスタイルに驚きました。それでも会社はちゃんと回っているんですよね。オンオフがはっきりしていてとても健康的な働き方だなと思いました。

このような違いを肌で感じてから、違う国に行って、日本人以外の方と働くのもいい経験になるのかなと思います。
 

Q: NYJSAで活動していたことは、就職活動でどのようにプラスになりましたか?


私の就職活動はNYJSAでの活動を抜きにして語ることはできないのではないのかというくらい、ここでやってきたことはダイレクトに結びつきました。主に社会人と出会って話す機会が多かったこと、代表経験を通してコミュニケーション能力がついたことです。

グループをまとめることはとても難しいです。一人一人の話を柔軟に聞くこと、その方の話を尊重しながら違う提案をすることなどはハードなことでもありましたが、それが徐々に形となってイベントの成功やメンバーの団結に結びつき、自信につながりました。
 

Q: 就職活動でつらかったこと、大変だったことはありましたか?


自己分析と会社選びです。

就職活動をするまで、自己分析をすることがほとんどありませんでした。 今までの自分の人生を振り返ってみると、いろいろなタイミングで決断をしています。その決断には必ず理由があります。無意識で決断している時もあるので、改めて「私はなぜあの時あの決断を下したんだろう」ということを思い返すのは難しい作業でした。それをまた文章にして、書きおこすことも難しかったですね。

会社選びも大変でした。会社ってたくさんありますし、どこから選んだらいいのかもわかりませんでした。何を基準にしたらいいのかも戸惑いました。最初は全く見当もつきませんでした。
 

Q: これから就職活動する学生への応援メッセージやアドバイスをお願いします。


学生のうちに出来るだけいろんな方と会って、自分の領域を広げることはとても重要なことだと思います。。人との出会いを通して、こういう雰囲気は好きじゃないな、でもこっちは自分に合うな、ということが分かるのは大事なことです。多くの人と交流をしながら、コミュニケーション能力を磨いてください。

そして自分は未熟で、まだまだ出来ないこともあることを、学生のうちにきちんと認識することだと思います。自分の伸びしろもそれ次第で大きく変わってくるのではないでしょうか。そして、自分自身をより理解するためには、自分で考えるだけでなく、周りからの客観的な意見も取り入れ、強み弱みをひたすらリストアップすると整理しやすいです。他人に改めてネガティブな部分を言われると、プライドが傷つくこともあるかもしれません。それを柔軟に受け入れる余裕を持つことができれば、自分が考えるよりもっと大きな成長が出来ると思います。

就職活動は人それぞれ。皆さんが一番心にしっくりくる会社に出会えるのを願っています。

ありがとうございました。

【NEWS】CEO Interview: 代表インタビュー記事が掲載されました!

Naomi Osawa

Our CEO Naomi Osawa's Interview Article on Jomo Newspaper (Gunma, Japan), on her passion and dedication to help the youth in Japan through her work at NYCA.

Our CEO Naomi Osawa's Interview Article on Jomo Newspaper (Gunma, Japan), on her passion and dedication to help the youth in Japan through her work at NYCA.

2017年2月1日付けの上毛新聞(群馬県)朝刊に
弊社代表のインタビュー記事が
掲載されました!

代表は群馬県出身で、
NYCAでの学生向け留学支援やキャリア支援を通じて
群馬県をふくむ地方の活性化の力になりたいという
熱い想いをもっています。

これまでのところ、
南は沖縄、北は青森まで
高校生&大学生のアメリカ留学を支援させていただきました。

代表の故郷である群馬県では
今年夏にスペシャルイベントも企画中ですので
確定しましたら
本ブログやFacebookでも
告知してまいります!

上毛新聞の皆様、素敵な記事に仕上げてくださり
ありがとうございました!!!

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昨年11月のCEO Interview(はっちすたじお記事)はコチラから
     ↓
http://newyork.hatchstudioinc.com/archives/3630

 

【NEWS】Tokyo Institute of Tourism: 東京観光専門学校で講演をしました!

Naomi Osawa

Our CEO Naomi Osawa was invited by Tokyo Institute of Tourism to talk about a wide range of topics, including Japan's globalization, inter-cultural communication, how to study English effectively, global career development etc. 

Our CEO Naomi Osawa was invited by Tokyo Institute of Tourism to talk about a wide range of topics, including Japan's globalization, inter-cultural communication, how to study English effectively, global career development etc. 

弊社代表の日本出張最終日となった1月20日(金)、
東京観光専門学校にて
約120名の現役学生を対象に
講演の機会をいただきました。

『国際化のすすむ社会で生きていくチカラ』
と題した講演では、

国際化とはなんなのか、本当に国際化は起きているのか?
海外の方たちとのコミュニケーションにおける心得は?
効果的な英語の学習法は?
アメリカ留学の種類やメリットは?
就職活動&キャリア形成におけるポイントは?

といった内容を、
ワークも取り入れながら90分間
お話させていただきました。

東京観光専門学校では
エアラインサービス学科、鉄道サービス学科など
日本の観光業の未来を担う学生たちが
手に職をつけようと日々勉強をされています。

今回の講演が
少しでも今後の就職活動や社会人生活の
参考になったのであれば幸いです。

東京観光専門学校の公式HPはコチラ↓
http://www.tit.ac.jp/

【感謝】NYCA Intern Dinner: インターン生のしほちゃん卒業おめでとうございます!!!

Naomi Osawa

― NYCA Intern Shiho Amano completed our internship program at the timing of her college graduation― 

― NYCA Intern Shiho Amano completed our internship program at the timing of her college graduation― 

インターン生の天野志保さん(愛称:しほちゃん)が
大学卒業と同時にNYCAインターンシップ・プログラムを卒業されました!

しほちゃんは
実はNYCAが設立される数カ月も前から
大学生向けプログラムの構築やサービス内容について
一緒に考えたり、行動してくれたりと、
NYCA発足メンバーの1人として大活躍!してくれました。

しほちゃんとのご縁は
数年前に代表が開催したキャリアセミナーで出会ったことに遡ります。

インターンシップや学業をこなしながらも
自分の就職活動としっかり向き合い
「満足度100%の就職活動が展開できました」というご報告を受け
本当に嬉しく、誇りにも感じています。

来年からは、社会人として、新たな一歩を踏み出すしほちゃん。

NYCAスタッフ一同、ニューヨークから
さらなるご活躍と心身のご健康を祈っています!!!

多大なるご貢献、本当にありがとうございました。

Posted By:   NYCAチーム

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New York Career Academy, Inc.
EMAIL   info@nycareeracademy.com
Facebook @nycareeracademy

【NEWS】Welcome Takasaki Girls High School! 群馬県立高崎女子高校のニューヨーク研修を支援しました!

Naomi Osawa

―研修終了後、全員で集合写真ー

―研修終了後、全員で集合写真ー

みなさん、こんにちは!

NYCAでは年間約10件の研修を支援しておりますが、
このたび、代表の母校である
群馬県立高崎女子高等学校のニューヨーク研修を
支援させていただきました。

高崎女子高校が開校されたのは、明治32年。
開校から117年のときが経ち
今年初めて公式海外研修がスタートしました。

研修はボストンおよびニューヨークで行われましたが、
NYCAではニューヨーク部分を担当させていただきました。

現役生徒40名と一緒に
国際連合本部のツアーや特別プログラムに参加したり、
群馬銀行ニューヨーク支店とのコラボ研修で学んだり、
ニューヨークの主要観光スポットにも足を運んだり。

そのなかでも、研修最終日の最終プログラムである
『ニューヨーク・レセプション』は
代表自身が「いち卒業生として、後輩たちのために」
完全オリジナルでプロデュース!

医師、弁護士、大手企業、アーティストなど
在ニューヨーク群馬県出身者7名にご協力いただき
開催いたしました。

高校生でも、大学生でも、そして社会人であっても、
キャリアプランニングを行っていくうえで
「ロールモデルの存在」や「メンター的人物の存在」は
非常に重要だと言われています。

今回の『ニューヨーク・レセプション』では
同じ群馬県で生まれ育った前述7名のライフストーリーを
文字通りアット・ホームな雰囲気のなかで
生徒たちと共有していただきました。

レセプションの最後には、
生徒の指揮と伴奏で
高崎女子高校の校歌を斉唱。

ニューヨークの真ん中に
生徒たちの想いがつまった素晴らしい歌声が響き渡りました。

研修にさまざまな形でご協力・貢献してくださった皆様、
本当にありがとうございました!!!
 

Posted By:   NYCAチーム

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New York Career Academy, Inc.
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【NEWS】NYCAウェブサイトがOPENしました!

Naomi Osawa


みなさん、こんにちは!

NYCAウェブサイトがついにOPENいたしましたので
お知らせいたします。

URL:  www.nycareeracademy.com

※英語ページは作成中です

留学情報、キャリア情報、NYCAからのお知らせ等を
定期的にアップしていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

Posted By:   NYCAチーム

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