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Filtering by Tag: 就職活動

【NEWS】ニューヨーク学生x社会人交流会でキャリア支援しました!

Yuki Abe

On April 6th, New York Career Academy, Inc. supported the 13th annual Japanese students & professionals mixer held in Manhattan by providing career counseling. About 50 college students and 15 professional participated from throughout New York!

On April 6th, New York Career Academy, Inc. supported the 13th annual Japanese students & professionals mixer held in Manhattan by providing career counseling. About 50 college students and 15 professional participated from throughout New York!

4月6日

先週末に開催された「第13回 ニューヨーク学生×社会人交流会」(主催:New York Japan Student Association)にて、キャリア支援を行いました!

このイベントは、弊社代表の大澤が初開催の年からずっと、13年も支援させていただいている思い入れのあるイベントのひとつです。OBOG訪問の機会が少ない日本人留学生のために、業界研究の一環として「どんな仕事があるの?」「働くとは?」ということを肌で感じてもらえる場となっています。

NYキャリアアカデミーでは、イベント運営支援とキャリア支援を提供させていただきました。

第1部では、参加された約50名の日英バイリンガル学生へ、昨今のグローバル人材採用の動向や、この夏の就活イベント等についてお話させていただきました。大学三年次、四年次の夏休みにどんな活動を行うかが、大学卒業後の進路を大きく左右することは珍しくありません。

第2部では、個別キャリアカウンセリングを提供させていただきました。日本企業への就職に関するアドバイスを中心に、アメリカでの就活、女性のキャリア、やりたいことが見つからない場合の就職活動方法についてなど、未参加学生それぞれが気になっていることに丁寧に耳を傾け、情報やアドバイスを提供させていただきました。

NYキャリアアカデミーでは、皆さんの人生を応援するために、幅広いキャリア支援サービスを提供しております。

アメリカ留学(短期の語学留学や、学位取得を目指す正規留学など)、ニューヨーク研修、個別のキャリア相談、セミナーや講演会など、お気軽にお問い合わせください!

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New York Career Academy, Inc.
EMAIL   info@nycareeracademy.com
Facebook @nycareeracademy

【NEWS】Harvard Japan Career Fair- ハーバード大学にてキャリア支援を行いました!

Naomi Osawa

New York Career Academy, Inc. participates in Harvard Japan Career Fair every year to provide helpful career information and advising to the students and recent graduates interested in obtaining jobs in Japan or working for Japanese companies abroad…

New York Career Academy, Inc. participates in Harvard Japan Career Fair every year to provide helpful career information and advising to the students and recent graduates interested in obtaining jobs in Japan or working for Japanese companies abroad. (Left; Mr. Stéphane Emmanuel Fouché, the Founder of HJCF/ Right: Naomi Osawa, CEO at New York Career Academy, Inc.)


2018年11月8日、ハーバード大学にて開催された
”Harvard Japan Career Fair ” に出展(パートナー企業との合同ブース)し、

約150名を対象にキャリア支援活動(就職情報・キャリアアドバイスの提供)を行いました。


このイベントは今年で5回目を迎えましたが、
「ハーバード大学で日本をテーマにしたキャリアイベントを開催したい」という相談を受け、
初年度イベント構想時から支援をさせていただいている想い入れのあるイベントでもあります。


今年は、その相談をしてきてくれた張本人で
HJCF創設者でもあるステファン・フォウチェさん(トップ写真左)も参加されており、
弊社代表(トップ写真右)との会場での再会は感動的でした!


当日は日本語を話せるハイスペックグローバル人材を採用したい企業が多く参加して
採用情報の提供や学生とのネットワーキングを行っていましたが、

今年の目玉コンテンツ(?)は、全員参加型の手巻き寿司!

「一緒につくって一緒に食べて、学生と社会人の枠を超えて交流したい」
という主催学生たちの狙いは、見事的中したようでした。


弊社としては、過去に留学支援をさせていただいた学生が3年生となり、
就職活動のためにこのイベントに参加していたりと、
まさに『留学の入口~出口までのキャリア支援』を実感することが出来て
とても嬉しい1日となりました。


参加された学生、企業のみなさま、主催学生のみなさま、
大変お疲れ様でした!!!!!

【NYCAインタビュー Vol.5】杉山孝尚さん〜ニューヨーク大手監査法人の会計士から落花生農家へ〜

Yuki Abe

NYCAインタビュー Vol.5

杉山孝尚(すぎやまたかひさ)さん

ダンサー、ニューヨーク留学、大手監査法人・KPMGへの就職を経て、現在は静岡県でピーナッツ農家として活躍する杉山さん。ニューヨークの会計士だった杉山さんはどんなことをきっかけに、落花生を育て、ピーナッツバターを作る道へ進まれたのでしょうか。

インタビュー・原稿 By NYCAライター 阿部由季


Q: これまでの経歴を簡単に教えてください。

 

ダンサーを目指し、2001年に渡米しました。レコード会社でのアルバイトを経て、名門ビジネススクールの1つであるニューヨーク市立大学バルーク校に入学。専攻は会計学でした。大学3年時から大手監査法人KPMGのニューヨークオフィスでのインターンを始め、大学卒業後に同社へ入社しました。2012年に日本へ帰国し、ピーナッツの栽培・加工・販売までを手がける「杉山ナッツ」を始めました。

 

Q: 様々な経歴をお持ちですが、ダンサーから会計を勉強しようと思ったきっかけは何だったのですか?

 

生計のためにブルックリンのレコード店でアルバイトを始めたことが大きなきっかけです。渡米したての頃は、ダンスのレッスンと語学スクールに行くという生活でした。 当時はニューヨークで経験を積み、世界中でパフォーマンスをする夢がありました。

クイーンズのジャマイカというところにレコード店の本社があり、そちらでのアルバイトの誘いを受けました。ジャマイカのカリブ音楽の大きなレーベルがあり、CDを出したり、アーティストがいたりするようなところでした。

本社では数字を扱う仕事が多かったです。どこのラジオでどのくらいの曲を流して、それに関してどのくらいのお金が入ってくるのかなどを計算していました。 数字については、高校まで出ているのである程度はできるんですよ。 周りのスタッフから仕事を褒められるようになり、大学に行くことを勧められました。

アルバイトを通じて、世の中のお金の流れに興味を持ちました。数字を扱うなら、会計学を勉強するべきだと思ったんです。そしてニューヨーク市立大学バルーク校に入学しました。

 

Q:ダンサーから大学に行くという方向転換をする背景には、どんな心の変化がありましたか?

 

オフブロードウェイのミュージカルやコマーシャルでダンスの仕事をしながらも、ダンスをやっていくことに対して疑問を持っていましたね。ニューヨークには競争相手が多いのです。自分が勝ち残れる自信がなく、モヤモヤとした感情を抱いていました。

そんな時に大学進学を勧められたことが転機となりました。大学に行ってもダンスはできるので、挑戦してみようかなと思いました。

 

Q: ニューヨークでの大学生活はどんなものでしたか。

 

フルタイムで大学に行くかたわら、2年時までレコード会社でアルバイト、3年時からはKPMGの税務ポジションでのインターン、そしてニューヨーク日本人学生会(NYJSA)の会長をしていました。寝る時間もないくらい、忙しい日々を送っていましたが、大学での会計の勉強はとても楽しかったです。

その後、幸運なことに僕は就労ビザの抽選に当たりました。大学卒業後、KPMGでインターンからフルタイムの社員になりました。 仕事の内容は大きくは変わりませんでしたが、より難しい税務の仕事に関わるようになったんです。

 

Q: 他の監査法人への就職や、日本に帰ることは選択肢にありましたか?

 

就職先を選ぶ時に、他の監査法人へ行くことも考えていました。社会全体のお金の流れと法律と照らし合わせて、数字を導き出す税務の仕事の面白さ。そして会社の柔軟な勤務形態が、僕をKPMGで引き続き頑張ろうと思わせてくれたのかもしれません。

柔軟な勤務形態を取り入れている会社でした。 自分が任された仕事を期限と予算内に終わらせる必要はありますが、勤務時間は自由。やる気さえあれば、なんでもチャレンジさせてくれる社風も僕に合っていました。

日本に帰ることは考えておらず、ニューヨークで経験を積みたいと思っていたんです。リーマンショックでたくさんの会社が破産したり、企業買収に遭ったりしていました。ある意味、一番面白い時に入社できたと思うんです。このような歴史的な現状を近くで見ながら働ける経験は貴重でしたね。

その後の仕事は順調で、昇進も何度かありました。そして日本に帰るタイミングの時にマネージャーにならないかというお話もいただいていました。

 

Q: 会計士からピーナッツに出会うまでの過程で、どのような心境の変化がありましたか?

 

順調に昇進し、仕事はうまくいっていましたが、「ずっとこのままでいいのかな」と自分の将来をうまく描けないことがよくありました。 

ニューヨークにいた時の僕は、KPMGで働いていることが自分の価値でした。そこに違和感を感じていたんですよね。どこに行ってもすごいねと言われましたが、KPMGがすごいだけの話です。

それに加え、目の前にある仕事を懸命にこなすだけで人生が終わってしまうことに恐怖を感じていましたね。そして会計の仕事はいずれコンピューターが担い、人間の仕事ではなくなることで、自分の存在価値も将来的には薄くなるのだろうという不安がありました。

 

Q: そんなときにピーナッツに出会ったんでしょうか?

 

そうです。ウォールストリートジャーナル(WSJ)にてピーナッツに関する記事を見つけました。タイトルは”What Is Your Favorite Peanut Butter?” みたいな感じだったと思います。

1904年のセントルイス万国博覧会にて、静岡県の遠州落花生が金賞を受賞したことが書いてあったんです。僕の地元一帯、浜名湖の周辺を遠州と言うのです。自分の地元で落花生が作られていた事実とそれが世界で一番になったことに対し、驚きと衝撃がありました。アメリカに住んで12年。自分の地元の名前をアメリカで見ることはなかったものですから、故郷を愛する気持ちが湧き上がってきました。

遠州落花生でピーナッツバターを作ったらどんな味になるんだろうという疑問と好奇心が湧き上がってきました。また会計士として製造業の方々と仕事をする過程で日本のものづくりの凄さを感じていました。日本のものづくりで、ピーナッツバターというアメリカで生まれたものを作りたいと強く思いました。

これがピーナッツを作ろうと思った最初のきっかけです。KPMGにフルタイムで入社してから5年目の時でした。

 

Q: その決断にあたり、弊社代表の大澤(前職時代)に 相談されたと思いますが、そのときのことで印象に残っていることはありますか?

 

落花生ビジネスを始めることでとても悩んでいた時に、NYJSAの活動を通じてお世話になっていた大澤さんに相談しました。反対はされなかったですね。「今の会社が嫌なら、他のBIG 4に行く道もあると思うし、でもどうしても今(ピーナッツビジネスを)やりたいのであれば、応援するよ!」と背中を押していただけました。

 

Q: 遠州落花生に関する記事を読んだ後、どのように行動していきましたか。

 

仕事を休み、日本へ一時帰国しました。遠州落花生を栽培している人を探しに行きましたが、どこにもいませんでした。 当初は落花生を作っている人がいれば、僕が豆を買い取りして加工しようと考えていました。しかし作っている人がいません。自分で落花生を作るしかないなと思いました。

 

Q: 当時、遠州落花生を作っている農家の人がいない中でどのようにして豆を手に入れたのですか?

 

1904年ごろ「遠州落花生協同組合」というものがあり、その組合の当時のメンバーの名前や住所が書いてある文献を見つけました。その文献に書かれている家に全て足を運び、当時の組合長の末裔の方が紹介してくれた家がありました。

そのお宅の空き地は、100年前に落花生を栽培していた土地でした。当時土の中に落ちた種が花を咲かせては落ちることを毎年繰り返しており、遠州落花生が埋まっていました。僕が探し求めていた遠州落花生があったんです。 土地の所有者の方に許可をいただき、僕はお茶缶1缶分(約200g)の豆を拾ってきました。

 

Q: 諦めずに探し求めた末に見つけることができたんですね。その後はどのようにして現在のようにピーナッツバターを販売できるまでになったのでしょうか。

 

昔の文献を参考にしながら、昔とすべて同じやり方で落花生を増やすことに尽力しました。浜名湖でボートに乗り、海藻と牡蠣の殻を取ってきます。お米を作っている農家さんから米ぬかをもらいます。これらが落花生の肥料になります。

僕が最もこだわったのは、遠州落花生の味です。100年前に世界で一番になった時の味を知りたかったんです。現代の化学肥料を使うやり方で遠州落花生を育てたら、100年前の味と違います。それを知るために、当時の方法にこだわったんです。

そんな努力の末にできた1年目の落花生。 豆がとても小さく、 味はものすごく濃くて甘いのです。小さい身の中に味が凝縮されています。ピーナッツバターにするのがもったいないくらい美味しいんです。その時に「これだ!」と確信しましたね。当時の栽培方法を再現しながら、現代の便利な機械を使って効率的に作ることにしました。

現在は落花生の栽培から加工と販売まで1人で行っています。1人でやることへのこだわりは、「情熱」です。1人で作ることにより、お客さんに「これは僕が作ったものなんです」と自信持って言えるんですよね。

 

Q: 今後は「杉山ナッツ」をどのようにしていきたいですか?

 

「今まで食べたピーナッツバターとは全然違う」と言ってくれて、何度も杉山ナッツのピーナッツバターをリピートしてくれるお客さんがいます。 そんな風に思ってくれるお客さんを少しずつ増やしていきたいなと思っています。

海外にもアピールしていきたいです。11月にニューヨークで展示会があります。日本のいいものを集めたギャラリーに出展することが決まりました。ここでは売ることは目的ではありません。日本のピーナッツバターにはこんなものもあるんですよと味を知ってもらいたいんです。

最終的な目標はWSJに載ること。100年前に認められた落花生として歴史の一部に載るのではなく、遠州落花生でピーナッツバターを作る 「杉山ナッツ」と大きく掲載されたいですね。

 

Q: 現在は社会人をしている元留学生に、何かメッセージはありますか?

 

何か道の方向転換をするとき、何か新しいことを始めるときって怖いですよね。リスクばかり考えてしまいます。でも必ずその先に待っていることは楽しいことなんです。

僕も日本に帰ってきて落花生が見つからなかったとき、「やっぱりダメだったんだな」と思ったことも何度もありました。もう一度就職先を探し、日本で働こうかなと思っていましたが、諦め切れませんでした。落花生を探し続け、豆を見つけ、こうやって今ピーナッツバターを売ることができていることを考えると、頑張り続けてきてよかったと思います。 

成功するかしないかは自分次第です。新しい扉を開けば、楽しいことがあります。だからどんどん自分がやりたいことにチャレンジしてほしいなと思います。

【NYCAインタビュー Vol.4】太田慧士朗さん ~自分の「好き」にこだわる就活は、人生を豊かにしてくれる~

Yuki Abe

NYCAインタビュー Vol.4 太田慧士朗(おおたけいしろう)さん

NYCAインタビュー Vol.4

太田慧士朗(おおたけいしろう)さん

自分の好きなことを突き詰めた就職活動経て、希望するスポーツメディア業界に就職した太田さん。なぜ「自分の好き」にこだわることが大事なのでしょうか。

インタビュー・原稿 By NYCAライター 阿部由季


Q: これまでの経歴を簡単に教えてください。

 

2012年の3月に東京の高校を卒業してから1か月後にボストンに来ました。アメリカの大学は9月入学なので、渡米してからの最初の4か月間は語学学校に通いました。9月からボストン郊外のコミュニティカレッジへ入学。3年生からマサチューセッツ州立大学ボストン校(University of Massachusetts Boston)に編入学しました。

2016年の12月にコミュニケーション学専攻で卒業し、本帰国しました。2017年の5月にスポーツメディア系の会社に入社しました。

 

Q: 就職活動を始めたのは、いつ頃でしたか?

 

2016年の春頃だったと思います。ボストンキャリアフォーラムも毎年行っていました。でも、面接を受けたのは2016年の秋のフォーラムが初めてでした。

僕の大学の日本人学生会が日本から企業を呼ぶことが多かったので、大企業だと商社、メーカー、人材系企業などを受けました。

それでも第一志望はスポーツメディア系でした。自分が好きなことをできたら幸せだなと思っていて。大好きなスポーツをメディアで発信していくってことは、自分の中の就職活動における大きな軸でした。

 

Q: なぜスポーツメディア業界への就職にこだわったのでしょうか?

 

小さい時からスポーツをやっていました。水泳、野球、卓球、サッカー、フットサル。テレビっ子だったので、テレビで試合を見るのも大好きでした。

アメリカでもコミュニティカレッジで体育会系のサッカー部に入っていました。アメリカ3部リーグで、選手として2年間プレーをしていました。編入後はボストンの日本人のアマチュアサッカーチームに入りました。そこではアメリカやフランスなど他の国のアマチュアチームとよく試合をしていました。

スポーツは言葉がわからなくても、ルールがわかれば見ているだけで楽しめますよね。スポーツは言語や文化の壁を越えて世界を一つにできるツールだと信じています。大好きな日本のスポーツを国内外問わず発信していきたいなと思っていました。

スポーツは海外ビジネスとして可能性が大きいと思っていて、そんな英語力も使える業界で、日本を軸に海外にも行ける機会があるような仕事がしたかったんです。

この春に入社したスポーツメディア系の会社では、外国人の選手が多いため英語を使う環境があります。外国人選手らと共にその国の大使館に表敬訪問したり、普通は経験できないようなことが日々たくさんあり、自分の好きな業界にこだわって就活してよかったなと思います。

大学の日本人学生会の立ち上げに携わり、初めてのイベントで100人以上の参加者を集めた

大学の日本人学生会の立ち上げに携わり、初めてのイベントで100人以上の参加者を集めた

 

Q: 現在勤めている会社はボストンキャリアフォーラム(BCF)に出展していないですよね? BCFではどのように就活していましたか?

 

はい、来ていません。BCFには自分が志望する企業はほとんど来ていませんでした。唯一行きたいと思ったメディア系やスポーツ系の会社は受けていました。

いろんな会社の面接をボストンでも受けましたが、結局自分が志望していない業界って話していくうちにボロが出てしまうんですよね。面接官の人も「この人は志望していないんだな」っていうのがわかっているのでしょう。

一方で自分が行きたいと思っている業界では、自分らしさをよく出すことができましたし、好感触もありました。やっぱり自分に合っている業界なんだなと思っていました。

BCFにて外資系のスポーツメディア系の会社から高評価を頂くことができました。日本に帰ったら最終面接の予定だったんです。しかし日本に帰国後、最終的に話がまとまらずにご縁がなくなってしまいました。

 

Q: 今の会社とはどのように出会ったんですか?

 

大学を卒業し、日本に帰ってきてからでした。日本本帰国後に2社受けました。1つは社会人経験3年以上の人が対象の企業です。ここは仲の良い知り合いが紹介してくださって、面接のチャンスをもらいました。しかしやはり社会人経験がないところで引っかかってしまいましたね。

もう1つが今勤めている会社です。Twitterで求人募集を見て、既卒も募集対象となっていたことから受けたんです。それからトントン拍子で面接が進み、内定を頂くことに至りました。

 

Q: 既卒で進路が決まっていない時には焦りはありましたか?

 

多少焦りはありましたけど、人生なるようになると思っていました。

日本の就活時期と合わなくて、去年(2016年)の夏休みに日本に帰ってきてからも就活をしていましたが、書類すら送ることもできない企業が多かったです。在学中に就職先が決まらなかったら、卒業後に1年ほど就活だけの時間を作ろうかなとも思っていました。

 

Q: 就活で辛かったこと、大変だったことは何でしたか?

 

コネクションの作りづらさ、本当に自分が志望する業界にちゃんと準備して受けられないなどのデメリットはよく感じていました。情報を集めるのも、OB訪問するの大変でした。

日本にいる学生って早め早めに就活に向けて動き出すじゃないですか。ES(エントリーシート)書き始めたり、大学のコネクションでOB訪問をしたりしますよね。アメリカにいるとなかなかそのようには動けません。

また4年生でもびっしり授業が詰まっており、課題もたくさんあります。忙しい大学のスケジュールの中で、就活の準備を同時進行で進めるのは大変でしたね。

 

コミュニティカレッジでのサッカー部のメンバーたちと

コミュニティカレッジでのサッカー部のメンバーたちと

Q: 就活では具体的にどんな準備をしていましたか?

 

大手企業は何万枚ものESや履歴書を見ていると思うんです。自分にしか書けなくて、目に止まるようなエントリーシートを書くことに力を入れました。特に書き方や言葉の選び方、表現の仕方にこだわりました。何十社と書類を送った中で、書類選考の通過率はほぼ100%でした。

例えば僕はイタリア語を日常会話レベルなら話すことができます。ボストンにきたばかりの頃に出会ったイタリア人の友達の影響です。この時はイタリア語を勉強しすぎて、英語よりもイタリア語の方が上手いのではないかと言われたくらいでした。イタリアの文化が好きになって、大学でもイタリア語のクラスを受講したほどです。

留学生は英語を話せるのは当たり前でも他の言語も話せる学生はそこまで多くないので、書いてあれば人事の方の目を引きます。そして面接でもその話題になると思いました。

 

Q: なるほど。表現の仕方には他にはどのようなことを気にかけましたか?

 

面接官にいかにこの人と会って話がしてみたいと思わせられるかがポイントなので、他の人が絶対に書かないようなことを書きました。例えば、長所の欄で「コミュニケーション力がある」と書く人は多いです。でも人事の方って見飽きているんですよね。

コミュニケーション力の高さをアピールさせたいけど、一番どのキーワードが目を引きやすいかなと考えたんです。僕は人と話すことが大好きで、初対面の人との会話も得意な方だと思います。ボストン留学中は学んだ心理学を応用させたコミュニケーション手法について履歴書に書きました。

これをアピールすることで、きちんと考えて行動しているんだなと思ってもらえます。実際に履歴書に書いたキーワードはここでは言えないようなキーワードなので、気になる方は個別で聞いてください(笑)

例えば、コミュニケーション手法の例としてミラーリングという心理学の考え方があります。相手が足を組んだら、自分も足を組んでみる。どこかのレストランに行って、相手がカルボナーラを頼んだら、同じカルボナーラを注文してみる。これは相手に親近感を与える効果があるそうです。この人同じものが好きなんだと思いますよね。

初対面の人とでも気軽に話せるようになることで、どこでもいろんな人と会話を楽しむことができるようになります。出会える人の幅も大きく広がります。普通に生きていたら、自分が働いている業界とか、同じ学校の人としか出会えないと思います。知り合いの母数があればあるほど、いろいろな可能性が広がるということです。これゆえに人との出会いはとても大切にしています。

 

大学のパンフレットに掲載された時に、両親がボストンへ遊びに来てくれました。

大学のパンフレットに掲載された時に、両親がボストンへ遊びに来てくれました。

Q: NYキャリアアカデミーからOB訪問の支援を受けられたと思いますが、その感想を教えていただけますか?

 

ニューヨークにある日本のテレビ局に勤めていた方とお話をさせていただきました。ただ自分で情報収集をしているだけでは聞けないような、就活や仕事のリアルな業界のお話が聞けてよかったです。

 

Q: これから就職活動する学生への応援メッセージやアドバイスをお願いします。

 

自分が好きなことを仕事にすることはとても幸せなことだし、生き生き働くことができます。ハードなことがあっても、自分の好きなことなら乗り超えられるでしょう。

だから自分が好きなことにはこだわってほしいです。留学しているということは、誇るべきことだし、武器だと思います。その武器を生かさない手はないです。自信を持って、妥協せずに追いかけてほしいです。
 

【NYCAインタビュー Vol.3】撿﨑茜さん ~自分に合うものを見つけること。それが就活大成功の秘訣!~

Naomi Osawa

NYCAインタビュー Vol.3撿﨑茜(けんざきあかね)さん

NYCAインタビュー Vol.3
撿﨑茜(けんざきあかね)さん

撿﨑さんが、満足度の高い就職を実現(=就活大成功!)できた背景にあったのは・・・・・?
これから就活をスタートするみなさん、就活中のみなさん、ぜひ最後までお読みください!

インタビュー・原稿 By NYCAライター 阿部由季


Q: 撿﨑さんのニューヨーク留学と就職活動について、簡単に教えてください。


高校卒業後にNIC International College in Japanに入学し、1年間留学に向けて英語の勉強をしていました。2012年の春に渡米。最初はカリフォルニア州のディアブロバレーカレッジのサマースクールに行っていました。

2012年の秋にニューヨークシティ郊外のロックランドコミュニティカレッジへ入学。一般教養と編入に向けた授業を受けていました。また体育会系の女子バスケットボール部に所属していました。2014年の秋にニューヨーク州立ビンガムトン大学に編入学し、2016年5月に心理学専攻で卒業しました。

大学卒業の直後に日本に帰国し、数ヶ月の就職活動を経て、2016年の10月に都内のソフトウェア関連会社に入社しました。
 

Q: 撿﨑さんが就職活動を始められたのはいつ頃でしたか?


本格的に始めたのは、2016年の1月頃です。冬休みが終わり、日本国内の就活が解禁となる3月に乗り遅れないようにするために大学生最後の学期になって焦りだしました。

当時は焦りもありましたが、焦ってもしょうがないので、帰国してすぐに活動できるよう準備しておこうという気持ちでしたね。

大学に来てくれる就活エージェントを通して、おすすめ企業の会社説明やインターンの紹介をしてもらったり、またWeb説明会にも積極的に探して参加したりするようにしていました。

2015年の11月に開催されたボストンキャリアフォーラムにも参加し、面接を何社か受け、説明会にも行きました。しかし本腰を入れたものではありませんでした。


Q: 今の会社にはどのようにして出会ったのでしょうか?


大学で開催された、日本人留学生向けの就活セミナーにて紹介してもらいました。IT業界には当時興味がなく、最初は「行ってみるだけ行ってみるか」という気持ちで説明会に参加しました。

大学での説明会で以下のようなポイントに興味を持ちました。メーカーでありつつ、海外から良いものを日本に持ってくる商社のようなこともやっていること、性別・学歴・国籍に関わらず平等に評価されること、結果だけでなく過程も重視する、日系と外資系の良いとこ取りのような評価制度があることです。

これが今の会社との最初の出会いでした。
 

Q: 様々な会社を受ける中で、今の会社への入社の決め手はどのようなものだったのでしょうか?


制度面の充実が大きな決め手になったと思います。職種にはこだわりがなかったため、働く環境と一緒に働く人に重点を置きたいと思っていました。

現在の会社は女性で管理職に就いている方が4割もいらっしゃいます。性別や国籍関係なく、実力をきちんと評価してくれる環境が大きな魅力に感じました。面接をしてくださった執行役員の方も、最初は派遣社員として入社されたと聞いて驚きました。他にもこのように実力で上に上がっていくことを体現している方が多いです。

また実際に社員の方と話す機会を設けていただけたことも入社の決め手の1つです。働くことをイメージするために、私は人事の方だけではなく、社員の方と話すことにこだわっていました。実際に働くとなると、人事の方と仕事をする機会はそんなに多くないと思うんです。

内定をいただく前に、社内イベントに呼んでもらいました。その際に多くの社員の方と話すことができたことが自分の中で「ここに行こう」と思えたんだと思います。


Q: 就職活動での準備は具体的にどのようなことをされていましたか?


エントリーシートを書くことには特に力を入れました。

エントリーシートは先輩からサンプルをもらって参考にしては、何度も書いていました。書けば書くほど、書くスピードも文章の精度も上がります。とにかく書く量を増やすことにフォーカスしていました。たくさん書くうちに、自分が何を伝えたいのかもわかってくるので、情報整理にも使えましたね。
 

Q: 就職活動で大変だなと思ったことはありましたか?


自己分析が大変でした。これまでは自分の長所や短所を考えたこともなかったです。大学でも勉強と部活動しかやっていなかったので、何をアピールしたらいいんだろうと思っていました。

そのためよく友達に自分のことについて聞くようにしていました。自分では普通のことだと思っている自分のことでも、周りからはすごいと思ってもらっていることって実は意外と多いものなんです。自分が思うことと、周りから見てどう思うかは違うんだなと認識するいいきっかけになりました。人となるべく多く話した方がいいですね。

またボストンのキャリアフォーラム前は、試験前でもあったので、就活準備と試験勉強でとても大変でした。睡眠時間も毎日2〜3時間しか確保できなかったですね。しかし周りの友達がDean’s List(成績優秀者リスト)に名前が載る人が多く、みんなが就活も勉強も頑張っている姿を見るとモチベーションが上がって感化されました。友達がいたからこそ頑張れたのかもしれません。


Q: バスケットボール部に所属していた経験は就職活動や現在の社会人生活でどのように生かされていると思いますか?


会社で評価される軸が、実力主義だと言われても怖気付かなくなったことは大きな変化だと思います。アメリカの部活は実力主義でした。その空気感を常に感じながら活動していたためです。

「最初はわからないことだらけだから、とりあえずやってみる。うまくいかなかったら相談してみる。」これは私がバスケ部での経験を通して学び、今の社会人生活での考えの礎になっていることです。

初めてバスケ部に入った時は、日本で同じスポーツをやってきていても、やる国が違うだけで大きな違いと戸惑いを感じていました。英語がうまく聞き取れないことも沢山あります。試合中のコーチの指示が理解できなくて、それが失点に繋がってしまったこともありました。チームメイト同士のスラングの英会話も最初はちんぷんかんぷんでした。

しかし分からないことは、聞けばみんなが優しく教えてくれました。そのおかげで、わからないことに対するストレスはどんどんなくなっていき、部活も楽しいと思えるようになりましたね。ここで学んだ経験は、今の会社での業務でも生かされています。


Q: 留学や部活動の経験を通して、自分の心境の変化はありましたか?またそれが就職活動に反映されましたか?


企業の規模や名前にこだわらなくなりました。もともとは就職するなら名の知れた企業の方が安心だと思っていました。しかしこの考えは留学生活で変わりました。アメリカの大学は、無名の大学でも教育制度が素晴らしいところはたくさんありますよね。

それと同じで、日本でも会社の知名度や規模がすべてではないと思いました。ネームバリューを気にしなくなったんですね。またスタートアップの講演を聴いて、無名でもすごいことをやっている人たちがたくさんいることを知ったこともありました。自分に合ったものを見つけようとすること、物事の本質を考えることにフォーカスするようになりました。
 

Q: これから就職活動する学生への応援メッセージやアドバイスをお願いします。


最初のうちは業界を絞らずに、少しでも引っかかるキーワードがあれば、説明会や面接に行ってみることをおすすめします。視野は広くすることに越したことはないと思っています。周りに「あなたにはこの業界は向いていない」と言われることもあるかもしれません。それよりも実際に説明会に行ったり面接を受けたりしてから、身をもって合わないことを体感するべきなのではないでしょうか。

自分の足で説明会や面接に行き、実際に企業の人と話し、自分の目で自分はその業界が合っているのかどうかを確かめてくることが大事です。そのような経験を繰り返すうちに、なぜその業界が自分には合わないのかということも自分の言葉で言えるようになるからです。自分で体感しないと、自信も持てないです。就職活動ではこの習慣を多くの方に持ってもらいたいです。
 

【NYCAインタビュー Vol.2】 長尾紗野子さん ~NY留学を経て、外資系企業へ就職!~

Naomi Osawa

NYCAインタビュー Vol.2
長尾紗野子(ながお さやこ)さん


ニューヨーク留学を経て、今年から社会人としてで働いている長尾さんに
学生時代のこと、就職活動のことについてなど、インタビューさせていただきました!

インタビュー・原稿 By 阿部由季


Q: 長尾さんの留学&就職について、簡単に教えてください。


2010年8月に渡米、ニューヨーク市立大学(CUNY)ヨークカレッジに入学し、1年半リベラルアーツを学びました。2012年1月に同じくCUNYのシティカレッジへ編入学後、2015年12月にコミュニケーション学専攻で卒業しました。

また課外活動として、NYJSA(ニューヨーク日本学生会)という学生団体に2012年から2015年まで約3年半在籍しており、そのうち2年間は代表を務めていました。

2016年2月に日本へ本帰国し、同年5月からHöegh Autoliners(ホーグオートライナーズ)というノルウェーに本社がある船会社の日本支社で働いています。業界としては海運に分類され、自動車や建設機械、インフラ設備などを輸送しています。
 

Q: NYJSAではどのような活動をされていたのですか?


NYJSAで行っていた活動は主にニューヨークとその周辺の日本人留学生への情報拡散やイベント運営です。イベントでは日本人留学生の就職活動支援や、ニューヨークに在住している日本人同士の交流を深める親睦会などを目的としていました。また、当時学んでいたコミュニケーション学を生かして、イベントポスター・広報文作成をメインに担当していました。

当時代表になった時は、年上の方が多かったです。そんな年上の方々をまとめることは当時の私には難しいことでした。あまり強いことを言えるような性格でもないんですよね。ただ、人の話を平等に聞いて、それを1つにまとめて提案する能力があったので、それをうまく使いながら良い方向へ持っていくように努めました。それが徐々に形となってイベントを成功することができました。上から言うのではなく、みんなでボトムアップの精神でやっていこうと思っていました。
 

Q: 就職活動を始めた時期はいつでしたか?


明確な時期というのは無いのですが、2015年夏頃から本格的な対策をしていきました。

時期ははっきりしていないというのは、自身が就職活動を意識する以前から、NYJSAでの活動を含め就職活動を細く長く続けていたんです。社会人交流会などのイベントなどの運営を通して、就職活動をしていたのかなと思います。
 

Q: 就職活動ではどのような業界を受けましたか?


ボストンキャリアフォーラムでは、様々な業界を受けさせていただきました。最初は専攻に関連している、広告代理店、イベント、メディア関係を中心に見ていました。ただボストンキャリアフォーラムだと企業の数が限られてしまうので、メーカーや小売りなどの職種もエントリーしました。日本に帰国後は物流や商品企画の会社を受けました。
 

Q: 就職活動で大切にしていた軸を教えてください。


私が会社選びの際に最も大事にしたかったことは、働く環境です。働き始めると1日の大半を会社で過ごすので、人や環境を大切にしたかったのです。これは会社説明や企業のホームページを読むだけではなく、実際に社員の方と話してみないとわからないことでした。そのため、企業の方とお会いする機会があれば、積極的に話を聞きに行くことを心がけていました。
 

Q: なぜ、今の会社を選んだのでしょうか。


日本に帰国して最終面接を受けましたが、、、その会社とはご縁がありませんでした。それからは業界を絞らずに、もっと色々な業種や会社を見た方がいいのではないかと思い始めるようになりました。

ですが他にも就職活動をしていた訳ではなく、進路に迷い、NYJSA時代からお世話になっていたグローバルキャリアカウンセラーの大澤直美さん(現:NYCA代表)に相談をしました。そして、大澤さんにマイナビが提供する人材紹介サービスいただきました。これが今の会社に出会ったきっかけです。海運業界も今まで考えたこともなかったので、受けるかどうかも正直なところ迷いました。しかし、色々な会社を見てみようと決めていたので、受けてみることにしたんです。

実際に面接を受けてみたら、私の就職活動の大きな軸に強く当てはまったんです。面接でお会いした方々、社風、社内の雰囲気、全てが働きやすそうな環境でした。面接を受けると同時に、この会社で働くイメージが湧いてきました。そのくらい社員の方々と話しやすかったです。その後、面接も無事に通り、入社のお話をいただきました。自分でも驚くぐらい、運命を感じました。
 

Q: 今後はどのようなことをしていきたいと思いますか?


いずれは日本以外のどこかで働いてみたいなと思うことはありますね。

今はノルウェーの会社なので、ノルウェー本社にも入社直後に訪問したことがありました。その時に感じたことは、日本とノルウェーの働き方の違いでした。日本支社は日本人社員も多く、働き方は日本らしいところがありますが、ノルウェーの本社は自分たちのプライベート重視の働き方でした。金曜の午後3時には会社に誰もいないんです。このスタイルに驚きました。それでも会社はちゃんと回っているんですよね。オンオフがはっきりしていてとても健康的な働き方だなと思いました。

このような違いを肌で感じてから、違う国に行って、日本人以外の方と働くのもいい経験になるのかなと思います。
 

Q: NYJSAで活動していたことは、就職活動でどのようにプラスになりましたか?


私の就職活動はNYJSAでの活動を抜きにして語ることはできないのではないのかというくらい、ここでやってきたことはダイレクトに結びつきました。主に社会人と出会って話す機会が多かったこと、代表経験を通してコミュニケーション能力がついたことです。

グループをまとめることはとても難しいです。一人一人の話を柔軟に聞くこと、その方の話を尊重しながら違う提案をすることなどはハードなことでもありましたが、それが徐々に形となってイベントの成功やメンバーの団結に結びつき、自信につながりました。
 

Q: 就職活動でつらかったこと、大変だったことはありましたか?


自己分析と会社選びです。

就職活動をするまで、自己分析をすることがほとんどありませんでした。 今までの自分の人生を振り返ってみると、いろいろなタイミングで決断をしています。その決断には必ず理由があります。無意識で決断している時もあるので、改めて「私はなぜあの時あの決断を下したんだろう」ということを思い返すのは難しい作業でした。それをまた文章にして、書きおこすことも難しかったですね。

会社選びも大変でした。会社ってたくさんありますし、どこから選んだらいいのかもわかりませんでした。何を基準にしたらいいのかも戸惑いました。最初は全く見当もつきませんでした。
 

Q: これから就職活動する学生への応援メッセージやアドバイスをお願いします。


学生のうちに出来るだけいろんな方と会って、自分の領域を広げることはとても重要なことだと思います。。人との出会いを通して、こういう雰囲気は好きじゃないな、でもこっちは自分に合うな、ということが分かるのは大事なことです。多くの人と交流をしながら、コミュニケーション能力を磨いてください。

そして自分は未熟で、まだまだ出来ないこともあることを、学生のうちにきちんと認識することだと思います。自分の伸びしろもそれ次第で大きく変わってくるのではないでしょうか。そして、自分自身をより理解するためには、自分で考えるだけでなく、周りからの客観的な意見も取り入れ、強み弱みをひたすらリストアップすると整理しやすいです。他人に改めてネガティブな部分を言われると、プライドが傷つくこともあるかもしれません。それを柔軟に受け入れる余裕を持つことができれば、自分が考えるよりもっと大きな成長が出来ると思います。

就職活動は人それぞれ。皆さんが一番心にしっくりくる会社に出会えるのを願っています。

ありがとうございました。